東京ソワールの支援
2026-01-22 12:01:17

東京ソワールが岩手の繊維産地を支援するブラックフォーマルプロジェクト開始

東京ソワールが石川県の繊維産地支援に着手



株式会社東京ソワール(東京都中央区)が、令和6年の能登半島地震で被害を受けた石川県の繊維産地を支援する「石川応援プロジェクト」に参加し、1,600枚の応援下げ札を発注しました。このプロジェクトは、同社が10年以上にわたり開発してきた石川県産のジャカード生地を用いたフォーマルウェアの知見と、地域産業への貢献を目指しています。

プロジェクトの背景


東京ソワールでは、2016年から石川県産のジャカード生地を使用したフォーマルウェアの開発を行っており、これまでに8型を企画。この協業先のコマテックス株式会社(石川県能美市)との信頼関係を基に、「国内産地の技術と文化を未来へ残したい」という強い意志がプロジェクト参加へとつながりました。

2024年1月1日に発生した能登半島地震は、コマテックス株式会社が位置する南加賀地域には甚大な影響を与えませんでしたが、資材の落下や機械の一部破損、取引先の工場の操業停止など、地域の皆様の努力と理解によって、最低限の納期遅れにとどめられました。とはいえ、一部の地域での完全な復旧には時間がかかります。

石川応援プロジェクトの概要


このプロジェクトでは、石川県内の企業しか製造できない工程を担った商品にのみ、特別な下げ札が付与されます。下げ札販売価格は1枚50円(税抜き)で、売上の一部は被災地の復興に充てられます。東京ソワールは、石川県で「糸加工・準備」と「製織」の2つの工程を経て生産されたブラックフォーマルウェアに取り組み、1,600着分の下げ札を発注しました。

販売するブラックフォーマルについて


対象の商品は、北陸ジャカードを使用したアンサンブル(ジャケット+ワンピース)で、価格は58,000円(税抜き)。サイズは9号から15号までの展開があり、2026年1月23日から全国の量販店や東京ソワールのオンラインストアで販売が開始されます。

ジャカード生地の魅力


コマテックス株式会社は1992年からジャカード織物を手掛けており、現地取材を通じてそのものづくりの過程を深く知ることができました。ジャカード生地は、黒一色の喪服との相性が抜群で、控えめながらも立体感のある織柄が特徴です。儀礼の場にふさわしく、品位を感じさせる仕上がりになります。

時間をかけて選定した新たな糸を使用し、組織設計や染色もすべて一から見直しながら、今回のジャカード生地が完成。産地の職人たちが小さな工程にも強い思いを込めて製造しています。

コマテックスの思い


コマテックスの大川社長は、「素材と技術の価値を理解し、共に長く続けられる企業との協業を大切にしている」と語ります。東京ソワールの信頼関係を大事にし、これからも礼服の未来をともに創り上げていきたいと考えています。

さらに、宮本工場長は、当社の独自の製造プロセスについて説明し、糸の高圧処理から始まり、通常の織物の2倍の手間をかけていることを示しました。これにより、長時間着用してもストレスを感じにくい、ふっくらとしたジャカード生地が完成しています。

今後の展望


東京ソワールは今後も石川県に限らず、日本各地の繊維産地や機屋と協業し、製品づくりを進めていく計画です。産地とともにフォーマルの価値を共有し、地域経済の発展に寄与していく姿勢を貫いていきます。


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会社情報

会社名
株式会社東京ソワール
住所
東京都中央区銀座7-16-12G-7ビルディング 7階
電話番号
03-4531-9881

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