新型リレー&USB端末 HAI001(V2)の誕生
株式会社S&Dシステムズが手がけるAI内蔵人体検出リレー&USB端末「HAI001」は、その基本機能を大幅にリニューアル。2024年9月24日より登場する新型「HAI001(V2)」では、新開発のAI演算ユニットと学習データを搭載し、より高精度な人体検出が実現されました。
HAI001(V2)の特長
HAI001(V2)は、エッジAI技術を搭載したリレーおよびUSB端末です。この製品は、付属のUSBカメラを使って撮影した画像をAIが解析し、特定のエリア内における人体の有無を即座に出力します。
設定の自由度
検知エリアは1から4つまで選択でき、その形状もカスタマイズ可能です。4つの頂点位置を指定して、各エリアを四角形として設定できます。出力方式としては、リレー接点とUSBシリアル通信が選べ、既存の機器やシステムに簡単に組み込むことが可能です。
高精度な人検出
新型HAI001(V2)では、AI演算ユニットの性能向上により、複数人や一部だけしか映っていない状態の人体を的確に検出する能力が強化されました。上半身や下半身のみの映像でも、個別に判定可能です。この高精度検出機能は、特に製造業や監視システムなど多岐にわたる用途での利用が期待されます。
シンプルな構成で簡単設置
本製品は、シンプルなセット構成が魅力です。専用のUSBカメラ、本体、ACアダプタの3点のみで組み立てが可能。ネットワーク環境を必要とせず、スタンドアロンで動作する点も特長の一つです。また、35mm DINレールへの取り付けができ、配電盤内での配置も容易です。
幅広い用途
HAI001(V2)は、以下のようなシーンでの利用が見込まれます:
- - 既存機器や自動機への人体検出機能追加
- - IoTシステムでの健康管理や監視
- - デジタルサイネージでの人検出
- - 特定位置での警告システム等
- - 機器の省電力化
このように、多彩な用途に対応し、様々なニーズに応える柔軟性を備えたHAI001(V2)は、今後のセキュリティや生産現場での活躍が期待されます。
設定の手軽さ
本体にモニトースクリーンとUSBキーボードを接続することで、リアルタイムでカメラ画像をモニタリングしながらエリア設定が可能です。設定完了後は、これらの機器は接続する必要がなく、運用を行うことができます。
製品情報やデモ動画に関しては、公式ウェブサイトをご覧ください。
HAI001(V2)製品HP