文教大学付属小学校と香港小学生が心を通わせた特別な日
2023年4月14日、文教大学付属小学校に香港から、84名の小学生が訪れる交流会が行われました。このイベントは、両校の児童が互いの文化や言語を学び合い、友好を築く貴重な機会として企画されたものです。
交流会は、両校の代表児童による挨拶からスタートしました。続いては、児童たちによる歌やダンスのパフォーマンスが披露され、会場は笑顔と歓声に包まれました。特に、香港の小学生が見せたHIP-HOPダンスは、参加者の心をつかむもので、観客からは自然に手拍子が起こりました。ダンスの後には、歌によるプレゼントもあり、お互いに感動を共有しました。
パフォーマンスの後、児童たちは運動場に移動し、一輪車や鉄棒、竹馬といった遊具を使って一緒に遊ぶ時間が設けられました。言葉の壁を越えて、運動や行動を通じてコミュニケーションを図る姿は、まさに国境を越えた友情を象徴するものでした。日本語や中国語、英語を交えた会話に挑戦し、お互いの言語を学び合う姿も見られました。
参加した児童からは、数々の感想が寄せられました。一人の児童は、「手拍子をもらって、気持ちが上がった。踊っている時、言葉がわからなくても嬉しかった」と話しました。また、他の児童は、「香港の小学生の歌声には、波に揺られているような心地よさを感じた」と振り返り、感動的な瞬間を共有しました。交流の一環として行われたプレゼント交換では、手紙や和紙で作った折り紙を贈り合い、相手の健康を祈るメッセージが書かれたプレゼントに感激した声も多く聞かれました。
児童たちはこの経験を通じて、さまざまな感情を持ち帰りました。「言葉が通じなくてドキドキしたけれど、英語を勉強してくれた香港の小学生と少し会話ができて嬉しかった」との感想もありました。
この交流会は、単なる文化交流を超えて、児童たちの心の成長に寄与する貴重な経験となったに違いありません。文教大学付属小学校にとっても、これからの国際交流を考える上で、重要な一歩となることでしょう。今後もこのような交流を通じて、子供たちがより豊かな人間関係を築くことができることを期待しています。
最終的に、今回の交流会は、香港の子供たちとの心温まる交流を実現し、参加した全ての児童が幸せな思い出を作る素晴らしい機会となりました。これからも国際的な視野を持った教育を促進し、未来の架け橋となる児童を育てていくことが求められています。