公教育に新しい風を吹き込むExplayground事業の始動
Explayground事業の幕開け
独自のプラットフォームが形成される中、Explayground事業が全国初の公教育におけるオープンイノベーションの試みとして登場しました。この事業は、未来の教育を目指し、東京学芸大学とMistletoeがタッグを組んで設立したものです。学校や地域、企業の枠を超えた参加者が集まり、子どもたちのための新たな学びの場を作り出すことを狙いとしています。
Explaygroundとは何か?
Explaygroundは、学びと遊びが融合した空間を構築し、参加者が自発的に新たな価値を創出することを支援するプラットフォームです。ここでは、小中高生や大学生、教員、地域住民、企業などが協力し、それぞれの「やりたいこと」を基にした活動を行うことで、社会的なイノベーションを生み出すことを目指しています。
このプラットフォームは、大きく三つのフィールドに分かれており、それぞれが異なる役割を果たしています。
1. スタートアップフィールド: 学びと遊びの機会を提供し、新しい取り組みが始まるための環境を整えます。
2. アクセラレーションフィールド: 企業や行政との共同研究を進め、スタートアップフィールドで生まれたアイデアをプロジェクト化します。
3. オーケストレーションフィールド: プロジェクトを組み合わせ、さらなる協働の強化を目指します。
実際の取り組み
現在、Explaygroundでは25のラボが稼働しており、その中にはVRラボ、異人ラボ、GREEN TECH ENGINEERラボなどが含まれます。これらのラボでは、VR技術を活用した新しい学びや、多文化理解を深めるプログラムの研究が行われています。
特に注目されるのは、VRラボで推進されているスポーツ指導プログラムや博物館との連携による新しい試みです。異人ラボでは、地域の文化や伝統を学び、新たな価値を見出す活動が行われています。一方、GREEN TECH ENGINEERラボでは、持続可能な資源を活用した学びの場が考案されています。
新施設の設立
このような活動の中心となる新施設も、東京学芸大学小金井キャンパスにオープンしました。住友林業から寄贈された「CLT comboプロトタイプ棟」は、移設可能な木造建築物であり、創造的な活動を促進するための場となります。この施設では、子どもたちが自由に手を加えながら学びを深めていくことが期待されています。
VIVISTOPの未来
さらに、新施設内にはVIVITA株式会社が運営する独自のクリエイティブフィールド「VIVISTOP」がオープン予定です。学校でも塾でもない新しい学びの場として、子どもたちの創造性を引き出すプログラムが展開されることが期待されています。
これからの展望
Explaygroundは、今後も遊ぶように学び、学ぶように遊ぶ場を提供し続けることで、より良い社会の実現を目指していきます。教育の枠を超えた促進的な活動により、未来の子どもたちが自由な価値観を持って成長できる環境を整えていくことが重要です。これにより、地域や教育界に新たな風を吹き込み、引いては社会全体のイノベーションにつなげる取り組みが進展することが期待されています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構
- 住所
- 東京都小金井市貫井北町4丁目1番1号
- 電話番号
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