相鉄が提供する新鮮な野菜 "そうてつとれたて便"
相鉄ホールディングス株式会社は、2025年9月21日より新たなブランド「そうてつとれたて便」の販売を開始します。この取り組みは、相鉄線沿線で実施されている都市型地産地消植物工場の実証事業の一環として位置づけられています。このプロジェクトは、持続可能な社会の実現を目指し、物流分野の人手不足や環境負荷といった課題に対処するものです。
環境意識を高める「貨客混載」輸送
相鉄線の活用による「貨客混載」輸送が行われます。この手法は、輸送過程でCO₂排出量を削減し、かつ輸送コストの低減を実現します。生産から流通までを相鉄線沿線内で完結させることで、収穫したての野菜の鮮度を維持しながら、必要な分だけを生産してフードロスの削減にも貢献します。
「SOTETSU GREEN LAB」での取り組み
この実証事業の拠点となるのが、相鉄いずみ野線・緑園都市駅前に設置される「SOTETSU GREEN LAB」です。この施設では、フリルレタスなどの野菜が栽培され、生産体制を整えています。9月21日には、同工場で育てられたフリルレタスが、相鉄線を利用して沿線にある販売店舗に届けられます。最初の販売場所は、「そうてつローゼン ゆめが丘ソラトス店」で、順次他の店舗でも販売が行われます。
初日のイベントで盛り上がる!
販売初日には、「そうてつローゼン ゆめが丘ソラトス店」で記念イベントが開催されます。相模鉄道のキャラクター「そうにゃん」が、駅から店舗までフリルレタスを運ぶパフォーマンスも行われ、訪れるお客さまを楽しませる予定です。さらに、クイズ大会や握手会も用意されており、参加者には特典も用意されています。
特設サイトとキャンペーン
また、特設サイトにてアンケートキャンペーンも実施され、回答者には相鉄ポイントがプレゼントされるなど、参加型のイベントが盛りだくさんです。アンケートは2025年9月21日から9月28日までの期間中に受け付けられます。
地産地消の未来を探求
今回の取り組みは、今後の都市型農業や地産地消のあり方に向けた重要な一歩といえます。相鉄ホールディングスとエコデシックは、透明性のある流通システムを構築しながら、それを地域へ広げていくことで、持続可能な地域経済の形成に寄与していくことでしょう。これからの展開に期待が寄せられます。