エニトグループ、警視庁との連携によるぼったくり被害対策
マッチングアプリの「with」と「Omiai」を展開するエニトグループが、ぼったくり被害を防ぐために警視庁と協力しています。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住むユーザーを対象にしたこの取り組みは、安全で安心な出会いを提供するための重要なステップとされています。
ぼったくり被害の実態
ぼったくり被害とは、客引きやSNSで知り合った人からの誘いによって、事前に飲食店の情報が提供されず、高額な料金を請求されるトラブルを指します。警視庁によると、こうした被害は年々増加しており、対策が急務となっています。
エニトグループは、警視庁と連携し、公式Xやアプリ内のお知らせ、メール配信を通じて、ぼったくり被害の手口や対策を積極的に啓発しています。このような取り組みは、ユーザーの自衛力を高めるために不可欠です。エニトグループは、トラスト&セーフティー室を設置し、グループ全体で不正ユーザーの監視を行い、常時サービス監視体制を構築しています。
新たな啓発活動
新たな啓発活動として、エニトグループではユーザーに対する注意喚起をアプリ内お知らせやプッシュ通知を通じて実施しています。このような取り組みは、ユーザー自身がリスクに対処できるようになるために必須な内容です。トラスト&セーフティー室長の安信竜馬氏は「マッチングアプリのユーザーが安心して出会えるよう、今後も啓発活動を強化していく」と述べています。
科学的アプローチで安心・安全を実現
エニトグループは、心理学や統計学を活用した価値観マッチングを導入しており、ユーザー同士の深層心理に基づく出会いを実現しています。また、悪質なユーザーを迅速に特定し、強制退会などの対応を行う内容で、利用者の安全を確保するためのさらなる強化も図っています。
2025年4月には、専門家を集めた「アドバイザリーボード」を設立し、マッチングアプリに関連する社会問題に取り組む姿勢を示しています。このボードは司法や消費者保護、学術界の専門家によって構成され、マッチングアプリ業界全体の向上を図っています。
エニトグループの未来への展望
エニトグループは、マッチングアプリだけでなく、出会いを起点とした多様なライフイベントを支える「生活インフラ」となることを目指しています。今後も、最新のテクノロジーを用い、より多くの人々に安全で素晴らしい出会いを提供し続ける意思を示しています。エニトグループは、今後も社会に新たな価値を提供するべく、様々な取り組みを展開していくとしています。
エニトグループの最終的な目標は、マッチングアプリを通じて多くの人が幸せな出会いを体験できる環境を創造することです。ユーザー目線での取り組みを続け、社会全体で安心・安全を確保するための活動を推進しています。