IJTTがCDP気候変動評価で有意義な進展を示す成果を発表
株式会社IJTTは、鋳造や鍛造、エンジン製造といった製造業の重要な分野で活動を展開する企業です。このたび、CDP(Carbon Disclosure Project)による2024年の気候変動評価で「B-」を取得しました。これは、2023年度の「D」からの大幅な改善を示し、IJTTが環境への影響を軽減するための努力が実を結び始めたことを意味します。また、ウォーター部門においては「C」の評価も受けており、持続可能性に関する取り組みが着実に進展しているといえるでしょう。
CDPは、企業や自治体による環境情報開示を評価する国際的な非営利団体で、世界中の主要な機関投資家から注目されるスタンダードな評価基準を設けています。IJTTは、気候変動への真摯なアプローチを続け、省エネルギーやCO₂排出量削減に力を入れてきた結果、今回の評価に至ったのです。
環境への責任感と改革
IJTTが持つ企業理念の一つは、「地球にやさしい」を基準にした豊かな未来の創造です。2024年には企業哲学を刷新し、これに基づいた具体的な行動を始めることを決意しました。具体的な取り組みとしては、以下のような計画が挙げられます。
- - 製造プロセスへの再生可能エネルギーの導入
- - 使用する原材料や副産物の再資源化に向けた努力
- - 炭素固定型資材の研究開発を通じたブルーカーボン分野への参入
- - 環境情報の透明性を高め、社内外でのコミュニケーションを強化
これらの方策により、環境と調和した事業運営が積極的に進められています。特に製造業という性質上、環境負荷への責任感を持って取り組む姿勢は、今後の企業成長にとっても重要な要素です。
今後の取り組みと展望
IJTTは、気候変動への評価が向上したことを一つの成果と捉え、さらなる努力を続けていく所存です。製造業界全体での気候対策を推進しつつ、事業の透明性も高めていくことにより、すべてのステークホルダーとの信頼関係を強固にしていく考えです。また、「循環型の価値で世界を満たす」という長期ビジョンのもと、持続可能な未来の実現に向けた取り組みを加速させていきます。
会社の背景
株式会社IJTTは、自動車部品や建設機械部品、工業用エンジンなどの製造を通じて日本の産業発展に貢献してきました。2019年にアイメタルテクノロジー、自動車部品工業、テーデーエフ、IJTテクノロジーホールディングスの4社が統合し、IJTTとして新たにスタートしました。わずか数年で、素材から完成品製造までを手がける高い技術力を誇る企業となり、産業用ロボット分野への進出も果たしました。
今後も持続可能な製造業の実現に向けて、IJTTの挑戦は続きます。詳細については、公式ウェブサイトを訪れてください。
会社情報
- - 社名: 株式会社IJTT
- - 代表者: 代表取締役社長 瀬戸 貢一
- - 所在地: 神奈川県横浜市神奈川区金港町1番地7
- - 事業内容: 輸送用機器製造業
- - 設立: 2013年10月1日
- - 売上高: 156,195百万円(2025年3月期連結)
- - 従業員数: 4,619名(2025年3月期連結)
問い合わせは、株式会社IJTTコーポレートコミュニケーション部までお気軽にどうぞ。