食のイメージ調査
2020-11-30 00:00:01

コロナ禍の影響を受けた47都道府県の食のイメージ調査結果

47都道府県の最新食のイメージ調査結果



2020年のコロナ禍における食行動に関する調査結果が発表されました。調査は8月6日から9日にかけて行われ、新型コロナウイルス感染症の第2波がピークを迎えていた時期に実施されたため、特に注目される内容となっています。

調査の結果、自宅での食事(自炊)や地元のスーパー、商店街での購入が増え、外食や旅行先での飲食が大きく減少していることが分かりました。具体的には、自炊が全体の26.3%、地元のスーパーや商店での購入が16.0%、飲食店の持ち帰りが15.9%を占めており、“内食・中食”が主流になっている様子がうかがえます。反対に、飲食店で食べる“外食・旅食”は44.4%、旅行先での飲食は41.7%にまで減少しました。

食の宝庫、北海道が圧倒的に人気



調査結果によると、食のイメージと実食の両部門で、依然として北海道、大阪府、福岡県が上位にランクインしており、特に北海道は素晴らしい料理で知られているため、昨年に引き続き1位を獲得しました。「食の宝庫 北海道」と称されるこの人気観光地の魅力は、ただイメージだけにとどまらず、実際に訪れた際の食事の満足度においても高い評価を得ているのです。

その次に位置する大阪府は「食い倒れの街」として知られ、特有のグルメが多く、観光客を惹きつけています。福岡県は「食の都」として名高く、多様な地方の料理が楽しめる点からも高評価を得ています。

巣ごもり生活で変化する食文化



コロナ禍が続く中で、私たちの食文化は大きな変化を迎えています。多くの人々が外出を控えている中、日常生活では「内食・中食」を楽しみ、特別な日には「テイクアウト」や「お取り寄せ」を利用することで、まるで外食や旅先のような気分を味わおうとしていることが分かりました。実際、テイクアウトは15.9%、お取り寄せは10.3%の選ばれ方をしており、新たな食の楽しみ方として定着してきているようです。

新潟県が米のイメージ部門で首位返り咲き



さらにお米のイメージ部門においては、新潟県が5年ぶりに首位に返り咲き、北海道は昨年同様の実食部門での1位を維持しました。また、満足度部門でも新潟県がトップとなり、その固有ブランド「コシヒカリ」が1,332ptを記録し、続いて秋田県の「秋田こまち」、北海道の「ゆめぴりか」や「ななつぼし」と、各地で人気のお米が続いています。

この調査結果を踏まえ、今後の観光業や食文化はどのように変化していくのか、大いに期待されるところです。特に「Go Toキャンペーン」の動向も、各地方の食文化への影響を与える大きな要因となるでしょう。

今後も全国各地の特色ある料理やご当地グルメの魅力を再発見し、味わうことができる日常が戻ることを心から願います。

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