AIと旅行予約サービス
2025-12-12 13:40:02

オンライン旅行予約サービス活用におけるAIの期待と実態とは

オンライン旅行予約サービス活用におけるAIの期待と実態



近年、オンライン旅行予約の利用が一般化する中、MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所が2025年11月に実施した調査によると、オフライン旅行時代からの変遷とともに、利用者がAIのサポートを望む状況が浮き彫りになりました。

調査概要


この調査では、18歳から69歳までの男女1,000人を対象に、オンライン旅行予約サービスの実態とAI利用についての意見を収集しました。調査方法はインターネットを通じたものです。

オンライントラベルサービスの現状


調査結果によると、旅行予約に関して最も利用されているプラットフォームは「楽天トラベル」で、なんと64.9%が利用経験があると回答しています。次に「じゃらんnet」が41.3%、続いて「Yahoo!トラベル」が25.3%と、依然として人気の高いサービスがランキングされました。

利用頻度については「半年に1回程度」が30.2%と大多数を占め、「年に1回程度」が20.5%、「2~3ヶ月に1回程度」が19.6%と、多くの人が定期的にオンラインでの旅行予約を行っていることが伺えます。

不便さの実態


しかし、半数以上の回答者がオンライン旅行予約サービス利用時に「不便だと感じる」と回答。具体的には「情報が多すぎて比較しづらい」が44.1%、次いで「希望に合う宿やプランを探しにくい」が40.4%、「口コミや評価を見極めるのが大変」が28.6%という結果が出ています。これにより、ユーザーは情報過多や詳細比較の難しさからストレスを感じている実態が明らかになりました。

AIのサポートを希望する声


調査対象者の59.1%がオンライン旅行予約サービスにAIのサポートを希望していることがわかりました。希望される機能には、「価格や混雑状況を予測して、最適な時期やプランを提案する機能」「希望や条件に応じた旅行先を推奨する機能」「旅程をまとめて提案する機能」が含まれています。

特に「価格や混雑状況を予測する機能」に対しては45.6%が需要を示しており、続いて39.1%が「希望に応じた旅行先の提案」を求めています。これらの機能を通じて、ユーザーはよりスムーズな予約体験を望んでいることが伺えます。

まとめ


本調査から、オンライン旅行予約サービスに対するAIの期待が高まっていることが確認されました。情報が多くて探しにくいという課題に対するAIの解決策が、今後の旅行業界において重要な鍵となるでしょう。AIを活用することで、ユーザーにとってより快適で利便性の高い旅行体験を提供できる可能性が十分にあります。今後、旅行業界におけるAIの普及と、その機能の進化に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
MMD研究所
住所
東京都中央区日本橋小伝馬町16‐19NOVEL WORK Kodenmacho2階
電話番号
03-6451-4414

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