認知症1000万人時代に向けたシンポジウム開幕
2025年1月25日(土)、新宿区立新宿NPO協働推進センターにて、シンポジウム「認知症1000万人時代! 認知症になっても安心してまちに出られ、自分らしくしあわせに暮らせる地域をつくるには!」が開催されます。このシンポジウムは、年々増加する認知症患者に焦点を当て、誰もが暮らしやすい地域作りの方法を考える場です。
日本では2040年までに、認知症を患う高齢者が3.3人に1人に達すると予測されています。この厳しい現実の中で、認知症を持つ方々が自分らしく生活できる社会を築くための議論が必要です。本イベントは、その一環として、地域がどのようにサポートし、どのように共生するかを考える機会を提供します。
シンポジウムの目的
シンポジウムは、さまざまなNPOの活動を通して、社会が抱える課題の現状を共有することを目的としています。特に、認知症の人々が外出できる環境づくりや、地域社会における「優しい認知症セクター」のあり方について焦点を当てます。
プログラム要綱
シンポジウムでは次のようなプログラムが予定されています:
1.
活動事例紹介
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地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所 杉山美香氏による「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」についての講演。
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NPO法人 issue+design 佐藤理恵氏が、認知症の方の視点から彼らが生きる世界について紹介する。
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株式会社モテギ 森岡真也氏が、認知症の方々が集い、交流できる「Sunnydays Cafe」の取り組みを説明。
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在日韓国人福祉会 金榮子氏が、外国人高齢者の生活課題について語る。
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KAERU株式会社 福田勝彦氏が、認知力が弱った際のサポート「KAERU」の取り組みについて紹介。
2.
パネルディスカッション
- 講演内容に基づき、参加者との質疑応答を含むパネルディスカッションが行われます。
参加方法
参加には事前申し込みが必要です。会場は40名、オンラインも40名の定員があります。参加希望者は以下のリンクから申し込みができます。
- - オンライン参加申し込み: こちら
- - 会場参加申し込み: こちら
お問い合わせ先
イベントに関する質問や詳細については、新宿NPO協働推進センターまでお問い合わせください。
このシンポジウムは、認知症に対する理解を深め、共に支え合う地域社会を築くための重要なステップとなるでしょう。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしています。