甲子園口の挑戦
2020-05-26 14:51:43
テイクアウトで地域を元気に!甲子園口の飲食店の挑戦
甲子園口の飲食店がテイクアウトで地域を活性化
「お店とお客様、お店とお店を繋いで、甲子園口を元気にしたい」。これが、現在茶目を振る甲子園口の飲食店の代表者、山谷邦治さんの思いです。コロナウイルスの影響を受けて多くの飲食店が厳しい状況に直面する中、彼は地域を元気にするための新たな取り組みをスタートさせました。
テイクアウトの冊子を配布
厳しい今の状況にあって、山谷さんは地域の飲食店を集めた冊子を作成しました。この冊子には、テイクアウトを始めた店舗が掲載されており、どの店舗も不安な状況の中でも前に進もうとしています。地元のお客様も外出できないストレスを抱えており、少しでもその気持ちを解消するため、情報を提供する役割が求められています。ネット上には情報があふれていますが、冊子という形で手元に残しておける情報発信は、特に年配の方に届きやすく、便利です。
飲食店の新たな形
山谷さんは自身のバーで、同じ町の飲食店のメニューをコラボレーションして提供しています。「イタリアンのお店の前菜盛り合わせ」や「お肉の美味しいお店のローストビーフ」など、お客様が他のお店を知り再訪するきっかけを作ります。自分が育ったこの町に恩返しをするための行動です。
また、地産地消の取り組みも進めたいと考えています。西宮市の農家と連携し、「○○さんのお野菜」を使ったコラボレーションを通じて、飲食店間の繋がりを強めていく予定です。
テイクアウトでのつながり
居酒屋「ひじり庵」の小池聖二店主も、このテイクアウトに力を入れています。「美味しいお料理を提供できるか」が大切で、安心・安全な食材を使うために一週間の準備期間を設けました。初めてのテイクアウト挑戦に戸惑いもありましたが、お客様からの「美味しかった」という言葉に励まされ、成長を続けています。
特に、お造り弁当(¥1,200)が大人気で、驚くほどの味わいが評判です。「自粛が緩和されてもテイクアウトを続けて欲しい」という声に後押しされ、さらなる取り組みを続けています。店内にも配慮し、ソーシャルディスタンスを保ちながら、安全に過ごせる空間を提供しています。
ル・パラディの新たな挑戦
ワインバー「Le Paradis」では、テイクアウトが100件以上の注文を受け、人気のメニュー「黒毛和牛のカツサンド」も新たに展開しています。これまでの形式とは異なり、家庭で気軽に楽しめる新しい飲食スタイルを提案することで、食卓の一部としてお客様の記憶に残る体験を提供します。時にはお鍋で温めて楽しめるメニューもあり、多様な楽しみ方を奨励しています。
地域経済の活性化へ向けて
コロナ禍という困難な状況を乗り越えるため、甲子園口の飲食店は互いに協力し、次なるビジョンを描いています。「頑張ろう!西宮~コロナに負けない飲食店の会~」として、今後も地域活性化に向けた活動を発信していきます。地元の広告代理店と連携し、新たな企画も準備中です。
このテイクアウト冊子の制作を契機に、甲子園口の地域がさらに活気を帯びていくことを期待しています。お店同士のつながりを生かしながら、地域全体の盛り上がりにつなげていくのです。
会社情報
- 会社名
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甲子園口バル実行委員会
- 住所
- 兵庫県西宮市甲子園口3丁目21-5エムロード甲子園口1階
- 電話番号
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090-9865-3495