スマートビル共創機構の設立へ
企業や団体が連携し、スマートビルの普及と促進を目指す「一般社団法人スマートビルディング共創機構」が、2025年4月2日に設立が予定されています。この新しい団体には、株式会社ビットキーをはじめ12社が発起人として参加します。設立の発表は、2025年3月27日に開催された「スマートビルディング・カンファレンス2025」で行われました。
目的と理念
スマートビル共創機構は、業種や分野を超えた企業や団体が揃い、データの利活用を通じた新たな産業の創出と国際競争力の強化を目指しています。また、スマートビルに関連する人材の育成や技術標準化も重要な役割となります。多様な知見や技術を持つ企業や団体が集い、産学官の連携強化にも力を入れることで、スマートビルの発展を支援していきます。
発起人会メンバーの紹介
発起人会には多種多様な企業がメンバーとして参加しています。これには、株式会社Andeco、セコム株式会社、ソフトバンク株式会社、大成建設株式会社など、名の知れた企業が揃い、各自が持つ専門知識を持ち寄ることにより、より高品質なスマートビルを目指します。
組織体制と役割
スマートビル共創機構は、理事会や幹事会を中心とした組織体制を築きます。また、専門的なワーキンググループを設置し、具体的なプロジェクトや事業化を進めていく予定です。さらに、有識者をエクゼクティブ・アドバイザーとして招聘し、さまざまな意見を取り入れながら、より良い方向に組織を進化させていきます。
今後の計画
設立登記は2025年4月2日に行われ、その後の会員事前募集が締切られます。具体的な設立総会は、5月下旬から6月上旬にかけて開催される予定です。会員募集については、スマートビル共創機構の公式サイトに情報が掲載されるので、関心のある方はぜひチェックしてみてください。
スマートビル共創機構の展望
この新団体は、多様なステークホルダーに対して価値を提供する役割を果たし、最新技術を活用したスマートビルの普及に貢献していきます。スマートビルは、快適な環境を提供するだけでなく、エネルギー効率の向上やコスト削減など、多くの利点をもたらします。こうした新しいビルの形は、今後の社会において重要な要素となることでしょう。今後の活動にぜひ注目してください。