ファーマ村いちご農園、初出荷
2024-07-12 17:06:21

茨城県発!ファーマ村いちご農園が2025年秋に初出荷!希少品種「ロイヤルクイーン」や「みくのか」など3品種をラインナップ

茨城県発!ファーマ村いちご農園が2025年秋に初出荷!



全国規模でコールドチェーンを展開する青果の総合流通企業、株式会社ファーマインドのグループ会社である株式会社ファーマ村いちご農園(茨城県稲敷市)は、2025年12月に初出荷となるイチゴの品種を決定しました。

今回、ファーマ村いちご農園が選んだのは、品質と価格帯にこだわった3つの品種です。

ギフトやハレの日の需要に対応する希少品種

「ロイヤルクイーン」は、高い糖度と酸味、濃厚な香りとジューシーさを兼ね備えたバランスの取れたイチゴです。また、果肉の中まで真っ赤で、見た目も華やかです。「みくのか」は、非常に甘い味わいが特徴のスイーツのようなイチゴ。硬めの触感で、収穫時のロス軽減や輸送性に優れています。

デイリープライスで楽しめる定番品種

「かおりの」は、甘みが強く酸味が穏やかで、しっかりとした触感の大きめサイズのイチゴです。最大の特徴は、優れた香り。フレッシュで甘いフローラル調の香気成分リナロールを多く含んでいるため、食べた際に特有のさわやかな甘い香りが広がります。甘さと香りのバランスが絶妙で、高品質として高く評価されています。さらに果肉が固めなので、輸送性にも優れています。これまで主に西日本で流通していましたが、茨城県での大規模栽培を機に、東日本での販売を強化します。

廃棄ゼロを目指した取り組み



ファーマ村いちご農園では、収穫したイチゴのほとんどを生果として販売します。ファーマインドグループの全国規模のコールドチェーンを活用し、鮮度を保ったままお届けすることで、食品ロス削減に努めます。

しかし、細心の注意を払い丁寧に栽培を行っても、傷や色むら、不揃いな形など、生果として流通できないイチゴが生じてしまう場合があります。

そこで、ファーマ村いちご農園では、これらのイチゴを、生果用ではなく加工用として商品化することで、廃棄ゼロを目指します。収穫したイチゴは、以下の4つに分類されます。

1. 生果①:収穫したイチゴのほとんどは、一般消費者に向けて販売します。
2. 生果②:食味は良いが、少し見た目の良くないものは、食材として業務用に販売します。
3. 冷凍・加工:傷など、食べられない部分を丁寧にカットし、ある一定の大きさの果肉はファーマインドの自社工場で冷凍品にして販売します。また、冷凍したイチゴをさらに加工して、いちごソースとしても商品化します。
4. パウダー・ピューレ:冷凍品の規格に満たないサイズの果肉を、スイーツなどの原材料として使われるパウダーやピューレなどにして販売します。

茨城県農業の発展への貢献



ファーマ村いちご農園は、茨城県農業の発展にも貢献しています。2023年7月12日には、茨城県庁にて、ファーマインド堀内達生社長とファーマ村いちご農園川島浩司社長が大井川和彦茨城県知事に表敬訪問を行い、先進的なイチゴの栽培方法の説明や県農業の更なる発展について語りました。

ファーマ村いちご農園は、高品質なイチゴを生産・販売することで、地域経済の活性化にも貢献していくことを目指しています。


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