スポGOMI ワールドカップ 2025 愛媛STAGEの熱い戦い
2024年3月22日、愛媛県松山市の梅津寺海岸において、スポGOMIワールドカップ2025の愛媛予選大会が行われました。このイベントは、日本財団が企画・統括し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが運営しました。多くのチームが集い、真剣勝負が繰り広げられました。
スポGOMIとは?
スポGOMIは、「スポーツ」と「ごみ拾い」を組み合わせた日本発祥のスポーツで、チームは3人で構成されます。参加者は、60分間という限られた時間内に、指定エリア内のごみをできるだけ多く拾い、その重さや種類によってポイントを競います。この大会を通じて、参加者は楽しみながらも真剣に海洋ごみの問題に目を向けることができます。
今回の大会では、30チーム、合計90人の参加者が集まりました。優勝したのは社会人チーム「RUN×拾」で、彼らは8.597kgのごみを拾い、1004.3ポイントを獲得しました。その差をつけて準優勝チームを下し、見事に愛媛代表の座を勝ち取りました。
愛媛STAGEの開催背景
梅津寺海岸は、愛媛県松山市に位置し、美しい景色と穏やかな波が人気の場所です。ここでの大会は、単に競技を楽しむだけでなく、海洋ごみ問題について考える貴重な機会です。今回は合計で105.76kgのごみが回収され、参加者は海洋ごみの削減を目指す意識を高めることができました。
優勝チームのメンバーは、スポGOMIの参加は初めてだったとコメントしていますが、普段の生活の中で持つごみ削減への意識を大会に持ち込んだと語りました。彼らは「岩場にたまったごみを拾えたことが勝因だと思います。これからも愛媛をきれいにし、次は日本をきれいにしたいです」と力強い意気込みを見せました。
次のステージへ!
優勝した「RUN×拾」は、2025年9月に東京都で開催予定のスポGOMIワールドカップ2025 日本STAGEへの出場権を得ました。この全日本大会には、全国47都道府県から勝ち上がったチームが集うため、彼らの活躍が期待されます。
また、スポGOMIワールドカップ2025は、国際的な普及を目指しており、世界30カ国からの参加も予定されています。この大会は、国境や世代を超えて海洋ごみ削減の意識を広めることを目的としています。大会に参加することで、個々の意識向上の手助けとなることを願っています。
私たち一人一人が海洋環境を大切にし、持続可能な未来を考えていくためのスタート地点となった今回のイベント。この盛り上がりを通じて、スポGOMIの魅力を広げ、海洋ごみ問題への関心を高めていければと願っています。