次世代ロボット研究
2025-01-31 11:54:02

QuantumCoreとAMAATAMAが次世代ヒューマノイドロボットの共同研究を開始

次世代ヒューマノイドロボットの可能性



株式会社QuantumCore(東京都品川区)とAMATAMA株式会社(愛知県名古屋市)が、新たなヒューマノイドロボットの実現に向けて共同研究に乗り出しました。このプロジェクトは、ロボットの開発が進む中で、さまざまな業務領域での活用が期待されていることから始まりました。

近年、ヒューマノイドロボットの開発は国内外で急速に進んでいます。特に、倉庫や工場での軽作業、警備業務など、多岐にわたる分野への展開が期待されています。しかし、実用化を進めるためには、センサー情報の膨大な処理能力や、精密なアクチュエータ制御を実現するための新しいアーキテクチャが必要とされています。

AMATAMAは2024年8月から中小企業庁のGo-Tech事業において、階層型コンピューティング技術によるロボット用コンピュータシステムの開発に取り組む計画です。このアプローチでは、ロボットを上下位のコンピュータ群で階層的に制御し、感覚器のように1000億個ものセンサーを接続し、計算資源の効率化を図ります。

一方、QuantumCoreは独自のレザバーコンピューティング技術を駆使して、ロボットに関するセンサー情報を効率的かつ高精度に処理するエッジAIプラットフォームを提供します。この協力により、エネルギー効率が良く、軽量であっても高度なロボット制御を実現することが可能となります。

この共同研究では、QuantumCoreの柔軟なAIソリューションと、AMAATAMの高度なロボティクス技術が融合し、次世代ヒューマノイドロボットの開発が加速されることでしょう。世界中の労働環境を改善するために、非人道的な労働からの解放も目指しています。

QuantumCoreとAMAATAMの概要

QuantumCoreは、センサーデバイスの性能を最大限に引き出すための軽量なAI技術を実用化し、環境や個人に最適化されたAIを提供するスタートアップです。特に、音や振動、電波などの時系列データを効率的に扱う能力に秀でています。

一方で、AMAATAMは、ヒューマノイドロボット分野に焦点を当て、コンピューティングや身体制御、シミュレーションを駆使して次世代ヒューマノイドのプラットフォーム【nHOS™】を開発中です。彼らの目指すところは、非人道的な労働から人類を解放し、次のレベルの社会を実現することです。

この共同研究の進展により、私たちの生活がより便利に、そして人間らしさを取り戻す助けとなるロボティクスを提供する未来が期待されています。ついに、技術が社会に新たな価値を創造する時代が到来しようとしています。


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会社情報

会社名
株式会社QuantumCore
住所
東京都品川区西五反田2-14-13
電話番号

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