テラスカイ、Salesforceパートナーネットワークに参加
株式会社テラスカイが2024年10月2日、SalesforceのAgentforceパートナーネットワークに参加することを発表しました。この中で、テラスカイは、エージェントを活用した新しい機能「mitoco Copilot」を、9月17日にリリースしました。「mitoco Copilot」は、テラスカイのクラウド型グループウェア「mitoco」の機能をさらに強化するための拡張アプリケーションです。
mitoco Copilotの特徴
新たに提供される「mitoco Copilot」を使用すると、ユーザーは以下のような機能を利用できます。
1.
社員スケジュールの確認 - 指定した社員のスケジュールを簡単に確認できます。
2.
会議室の予約 - 会議室などの設備の空き状況を確認し、予約することが可能です。
3.
スケジュール調整 - 社員同士でのスケジュール調整とその登録もスムーズに行えます。
さらに、特に会計業務に対応した「mitoco Copilot for 会計」もリリースされ、こちらはテラスカイのクラウド型会計システム「mitoco 会計」に機能を追加します。この機能を利用することで、以下が可能になります。
1.
決算帳票の出力 - 貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書などの決算帳票をすぐに作成できます。
2.
会計伝票の検索 - 伝票を照会し、そのまま総勘定元帳や個別の伝票にアクセス可能です。
3.
伝票の複写・登録 - 過去の伝票を基に新たな伝票を作成することができます。
これらの機能は、製品のユーザーに対して無償で提供されます。
Agentforceパートナーネットワークの意義
テラスカイのAgentforce用エージェントアクションは、顧客の既存のSalesforceエージェントに統合できます。さらに、Salesforce AppExchangeを通じて利用者はエージェントを検索し、利便性を向上させることができます。Agentforceはさまざまな業界の業務を自動化し、効率性を高めるために設計された自律型AIエージェントのソリューションを提供しています。
グローバルエコシステムであるAgentforceパートナーネットワークを通じて、企業はテラスカイが持つ専門技術を活用し、自社のツールの価値を拡張できます。パートナー企業が開発したエージェントにより、迅速な展開と開発コストの削減が実現します。
Salesforceのビジョン
Salesforceの阿部敦資専務執行役員は、「SalesforceのエコシステムはAIエンタープライズの最前線にあり、これらの最新イノベーションは業務の規模や効率を向上させます」と述べています。彼は、これにより顧客がより良いビジネス成果を得られることを期待しています。
mitocoとSalesforce AppExchangeの利点
テラスカイの「mitoco Copilot」は、SalesforceのAppExchangeで入手可能です。mitocoは、カレンダーやワークフロー、経費精算など多岐にわたるアプリケーションを提供し、フロントからバックオフィスまでのデータを一元管理します。この機能は、顧客に高い利便性をもたらし、業務をよりスムーズに進行する手助けをします。
詳細については、
ここからmitoco Copilotをチェックしてください。また、Salesforce AppExchangeについても、
こちらでご確認いただけます。