地方創生テレワーク受賞
2022-02-17 09:00:04

地方創生を促進するテレワークの新たな取り組みが評価され、地方創生担当大臣賞を受賞

地方創生をリードするテレワークの取り組み



近年、地方へ移住し企業で働く形態が見直されています。テレワークがその要因となっており、内閣府が主催する「地方創生テレワークアワード」において、キャップクラウド株式会社は地方創生担当大臣賞を受賞しました。この賞は、地域活性化に寄与するテレワークの先駆的な取り組みを評価するものです。

テレワークによる地方創生の重要性


「地方創生テレワークアワード」は、転職なしで地方に移住やワーケーションを実現し、都市部から地方への移住を促進する活動を評価します。これにより、地方の雇用創出やビジネス機会の拡充が期待されています。

キャップクラウドの取り組み


キャップクラウドは、Yamanashi県の富士吉田市にコワーキングスペース「ドットワーク富士吉田」を開設しました。ここでは、社外の利用も可能であり、地元企業とのビジネスマッチングや、東京からの人材受け入れが進められています。
これにより、東京本社に吸収されていた業務を分散し、災害時のBCP対策にも力を入れています。

過去の課題と解決策


これまで東京での求人活動は、競合他社との差別化が難しいことが課題でした。また、全ての業務が東京に集約されていたため、BCP対策も不十分でした。新宿から約2時間の富士吉田市にサテライトオフィスを設け、地域に開かれた空間を作ることで、地元企業との連携やUターン就職を促進しました。

滞在施設の整備


同社はさらに、滞在施設の整備にも取り組んでいます。市内のゲストハウスとの連携を強化し、安価で滞在できる体制を整えています。この取り組みにより、テレワークを中長期的に行いたい人々の受け入れを可能にしました。また、地域の住民とも関係を築くことで、地域貢献につながっています。

地元自治体との連携


富士吉田市役所との連携も大きな成功要因です。市はさまざまな支援を行い、地域のニーズに合った施設の整備を進めています。市長からは、「地方創生テレワークアワードを受賞されたことを大変誇らしく思います。今後も地域活性化に向けて、一緒に取り組んでいきましょう」といった激励のメッセージも寄せられました。

代表からのメッセージ


キャップクラウドの代表取締役である萱沼徹氏は、「この受賞は私たちの活動が認められた証であり、今後の目標に向けたさらに大きな励みとなります」と熱意を語っています。同氏は、企業理念である「働き方、パーソナライズ」に基づいて、労働力の維持と地域活性化のための具体的な取り組みを続け、他の企業ともそのノウハウをシェアしたいと考えています。

まとめ


テレワークは、単なる働き方の変更にとどまらず、地方創生の重要な手段としての役割を果たしています。キャップクラウドの取り組みは、その代表例と言えるでしょう。「地方創生テレワークアワード」の受賞を通じて、今後も多くの企業がこの流れに続き、地域活性化に貢献していくことが期待されます。今後の展開からも目が離せません。

会社情報

会社名
キャップクラウド株式会社
住所
東京都新宿区新宿3-5-6キュープラザ新宿三丁目
電話番号
03-6824-1006

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。