女王即位60周年記念ピンクダイヤ
2012-06-01 15:38:05
英国女王即位60周年を記念した35カラット超のピンクダイヤモンドがロンドン塔で公開
英国女王即位60周年記念:ロンドン塔に輝く35カラット超のピンクダイヤモンド
2012年、エリザベス女王の即位60周年を祝して、実に35.60カラットものピンクダイヤモンドがロンドン塔で公開されました。この特別なピンクダイヤモンドは、フォーエバーマーク社が所有するもので、その輝きと歴史に、世界中から注目が集まりました。
極めて希少なピンクダイヤモンド:その誕生からロンドン塔へ
このダイヤモンドは、スタインメッツ社が179.96カラットの原石から、6ヶ月もの歳月をかけて丁寧に研磨し、クッションカットに仕上げたものです。フォーエバーマーク社は、品質だけでなく、社会的および環境的にも厳しい基準を設けており、その基準を満たしたダイヤモンドは、世界中のダイヤモンドのわずか1%に過ぎません。このピンクダイヤモンドも、その厳しい基準をクリアした、まさに選ばれた1つと言えるでしょう。
特別な刻印:1952年から2012年への歴史
すべてのフォーエバーマークダイヤモンドには、ブランドのアイコンと、世界でただ一つの個別認証ナンバーが刻印されています。このピンクダイヤモンドにも、もちろん刻印されていますが、通常はランダムに割り当てられるナンバーが、今回は特別に「19522012」という、女王の即位年と60周年を記念したナンバーが刻印されているのです。この刻印は、肉眼では確認できないため、専用のビューワーでしか見ることができません。展示会では、このナンバーを撮影した写真も公開されました。
ロンドン塔マーティンタワーでの展示:歴史的意義
この貴重なピンクダイヤモンドは、ロンドン塔内のマーティンタワーで展示されました。マーティンタワーは、1669年から1841年までの約200年間、英国王室の宝石を保管していた場所として知られています。女王の即位60周年を記念するこの展示には、まさにふさわしい場所と言えるでしょう。ちなみに、現在、英国王室の宝石は、ロンドン塔内のウォータールーバラックに保管・展示されており、ダイヤモンドジュビリーを前に、デビアスグループの協力を得てリニューアルされています。
展示内容:原石から完成品までの道のり
展示会では、ピンクダイヤモンドの輝きだけではありません。鉱山で採掘された原石から、熟練の職人の手によって研磨され、ロンドン塔に展示されるまでの道のりを、写真や資料で詳しく紹介。研磨職人が使用する特別な道具なども展示され、このピンクダイヤモンドが持つ歴史的価値と希少性を改めて感じさせてくれます。
フォーエバーマークのこだわり:美しさ、希少性、そして倫理
この展示会を通して、フォーエバーマーク社のダイヤモンドに対するこだわりが改めて認識されました。それは単なる美しさや希少性だけでなく、社会的責任、環境への配慮といった倫理的な側面も重視しているという姿勢です。その姿勢こそが、この35カラットを超えるピンクダイヤモンドの価値を高めていると言えるでしょう。このピンクダイヤモンドの展示は、英国王室の歴史と、フォーエバーマーク社の理念、そしてダイヤモンドの美しさを象徴する、忘れられないイベントとなりました。
会社情報
- 会社名
-
Forevermark株式会社
- 住所
- 東京都千代田区紀尾井町4−1ニューオータニ ガーデンコート7F
- 電話番号
-
03-6261-5080