東海電子、医療機器市場へ挑戦
静岡県富士市に本社を置く東海電子株式会社(代表取締役:杉本哲也)は、医療機器分野に進出し、非接触型体温計「TD-100」を2025年9月より発売することを発表しました。これまで運輸業界を中心にアルコール検知システムや点呼システムの開発・販売を行ってきた同社ですが、近年の健康管理ニーズの高まりを受けて新たな一歩を踏み出すことになりました。
非接触型体温計の開発背景
新型コロナウイルスの影響や日常的な健康管理の重要性が認識される中、東海電子は既存の精密測定技術を活用し、非接触型の体温計を開発しました。アルコール検知器で培った品質へのこだわりを基盤に、より高精度な測定を実現することに成功しました。この新製品は、健康管理に新しい価値を提供し、社会の安全・安心・健康の実現に寄与することを目的としています。
主な特徴と機能
非接触型体温計「TD-100」は、以下のような特徴を持っています。
1.
動作原理: 体表面の温度を赤外線センサーで測定し、AIによって迅速で衛生的な測定が可能です。
2.
管理医療機器: 既に認証番号(304AGBZX00099A01)を取得しており、信頼性が高い製品です。
3.
Bluetooth対応: 測定結果は点呼システム機器と連携し、記録・管理が容易です。
4.
高耐久・長寿命設計: 業務用途でも安心して使用できる耐久性を備えています。
5.
操作性: 直感的でシンプルなデザインにより、わかりやすい操作が可能です。
受注と販売について
「TD-100」の受注は2025年9月1日から開始し、同日より出荷も始まります。また、販売価格は税込32,780円と設定されています。この価格は、機能性と信頼性を兼ね備えた製品として、お手頃であると言えるでしょう。
企業のビジョン
東海電子は、これまでも「安全」「安心」「健康」という理念のもと、様々な技術を提供してきました。今後も社会に貢献する企業として、医療機器分野でのさらなる成長が期待されます。
お問い合わせ
本件に関する詳細情報やセールスについては、東海電子の営業企画部にお問い合わせください。
連絡先:E-mail:
[email protected]
社の公式ウェブサイト(
東海電子コーポレートサイト)や、
公式ECサイトでも情報を提供しています。
この新しい体温計の登場によって、健康管理がさらに進化することが期待され、安心して日常生活を送れる環境の整備につながるでしょう。