朝食改善プロジェクト開始
2022-07-20 14:00:09
神戸女子大学とローソンが共同で若年層の朝食問題に挑む!
神戸女子大学とローソンの連携
神戸市にて、神戸女子大学と株式会社ローソンが共同で実施する「朝食改善プロジェクト」が始動しました。この取り組みは、大学都市KOBEとの連携を基に、特に若年層の朝食摂取率向上を目指しています。2022年7月26日にはプロモーションイベントが開催され、注目を浴びました。
若年層の朝食欠食問題
神戸市の調査によると、全年齢層における朝食欠食率は14.8%ですが、20代の男性では31.4%、女性で25.7%と顕著に高い数字が表れています。また、15歳から19歳の層でも欠食率が上昇しており、特に忙しい朝の生活において、食事を摂ることが難しい現状が浮き彫りになっています。
神戸女子大学の学生たちは、社会人になった際の充実した日常生活を送るために、「食べたくなる朝食」をテーマに、手軽に摂取できるメニューを考案。これが朝食改善プロジェクトの発端となりました。
ローソンとの共同開発
具体的には、プロジェクトに参加した学生たちが行ったアンケート調査に基づき、忙しい学生や社会人が求める商品を開発。多くの回答者が「時間がない」「面倒」といった理由で朝食を欠かしていることが分かりました。それに対応する形で、ローソンと共同で商品開発が進められました。
その結果、第一弾商品として「ちびにぎまる」が誕生。これは、働く20代の女性をターゲットにしたおにぎりで、2022年7月26日から近畿エリアの約2,500店舗で販売されます。手を汚さず、職場でも気軽に食べられるデザインが特徴です。
商品の魅力
「ちびにぎまる」は、梅しそ味とわかめ味のまぜごはんを使ったひと口サイズのおにぎりです。中にはだし巻き玉子や鮭、赤ウインナーといったお馴染みの具が盛り込まれ、朝食として最適のバランスを誇ります。パッケージデザインにおいても、20代女性が手に取りやすい工夫がなされており、環境配慮として未晒しの紙容器が使用されています。
今後の展望
神戸女子大学とローソンは、今後も地域社会貢献を目指し様々な取り組みを続けていきます。神戸市が実施する大学都市KOBEの活動に参加し、大学と学生の連携を深めていく方針です。8月5日、6日には神戸女子大学オープンキャンパスでも活動が展開される予定です。
プロモーションイベント
また、「ちびにぎまる」の発売に合わせて、プロモーションイベントも行われます。2022年7月26日、8:00から10:00、11:30から13:30にかけて、ローソン神戸市役所西店前で開催予定です。学生たちによる直接のプロモーションが実施されるため、興味のある方はぜひ参加してみてください。
このプロジェクトを通じて、未来を担う若者たちに健康的な食生活を促進し、地域とのつながりを深める取り組みが期待されています。
会社情報
- 会社名
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神戸女子大学
- 住所
- 兵庫県神戸市須磨区東須磨青山2の1
- 電話番号
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