MFLP・LOGIFRONT受賞
2025-10-15 14:48:51

多機能都市型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」がグッドデザイン賞受賞

MFLP・LOGIFRONT東京板橋がグッドデザイン賞を受賞



東京都板橋区にある「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」が、2025年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、日鉄興和不動産、三井不動産、日鉄エンジニアリング、そして東京都板橋区が共同で提案した「街づくり型物流施設」の取り組みが評価された結果です。

本施設は「街とつながる都市型物流施設」という理念のもと、地域住民の生活に寄り添う機能を備えています。特に、水害対策に重点を置いた設計が特徴です。板橋区の水防災政策に基づき、施設には緊急退避場所として1000人を収容できるスペースが設けられています。

デザインの3つのポイント


本施設のデザインは、以下の3つのポイントに集約されます。

1. 地域住民に寄り添う交流スペース
高台広場、わくわく広場、はなの広場の3つの広場が整備され、地域住民が憩うことのできる場が創出されました。これらの広場と河川沿いの遊歩道が繋がり、新たなコミュニティの場を提供します。

2. 防災機能の整備
板橋区と共同で、水害に強い安全な街づくりを実現するため、官民連携による高台まちづくりが採用されています。特に、高台広場やデッキ通路は災害時の垂直避難が可能な設計になり、さらに配送ステーションとしての役割を果たします。

3. 環境への配慮
減少する環境負荷を意識している本施設では、外構緑化や太陽光発電の導入が行われています。屋根に設置された太陽光パネルからの電力で、日中の電力供給の約85%を賄い、余剰電力は地域への供給に回されています。

評価と今後の展望


審査委員からは、「防災拠点機能を地域に備えていることは、住民にとっての安心感に繋がる」とのコメントも寄せられました。また、行政と民間が連携して新たな発想で街づくりを進めたことに対しても高い評価を得ています。

LOGIFRONT(ロジフロント)は、先進的な物流施設の開発を通じて、顧客のニーズに応え続ける姿勢を貫いています。今後も物流施設の開発への積極的な投資を進め、より効率的な物流環境の創出に貢献していく考えです。こうした取り組みが地域に根づき、多くの人に利用されることを願っています。

施設概要


  • - 所在地: 東京都板橋区舟渡四丁目3番1号
  • - 敷地面積: 91,256㎡
  • - 建築面積: 44,318㎡
  • - 延床面積: 256,003㎡
  • - 緑地面積: 14,430㎡
  • - 広場面積: 6,240㎡
  • - 太陽光発電: 4,363 kW
  • - 付帯施設: フットサルコート、ドローンフィールド


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会社情報

会社名
日鉄興和不動産株式会社
住所
東京都港区赤坂一丁目8番1号 赤坂インターシティAIR
電話番号
03-6774-8000

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