束ね柱を展示
2025-10-06 14:09:25
伝統技術の結晶「束ね柱」をハルカス300で特別展示!
大阪・関西万博の「束ね柱」が特別展示
大阪・関西万博で展示された「束ね柱」が、あべのハルカスの展望台「ハルカス300」で特別展示されることが決まりました。この展示は、2023年10月12日から10月23日までの期間限定で行われます。金剛組、株式会社高松コンストラクショングループ、近鉄不動産の3社によるコラボレーションによって実現したこのイベントは、地域資源を活用し、日本の伝統技術を体感できる絶好の機会です。
「束ね柱」とは
「束ね柱」とは、約3メートルの「束ね材」を使って構築された柱で、金剛組が誇る伝統的な木組み技術が駆使されています。この構造物は、釘やボルト、接着剤などの金具を使用せず、木材同士を結束させているので、腐食のリスクが少なく、分解して再利用が可能です。これは資源の有効活用の観点からも非常に重要であり、地域の自然環境へ配慮した取り組みでもあります。
使用される束ね材は全国47都道府県から集められ、それぞれの地域で育まれた特性を持つ木材を金剛組の職人が束ねることで、「束ね柱」として形を成しています。このように造られた「束ね柱」は、日本の伝統技術による魅力を凝縮した作品となっています。
展示の意義
今回の特別展示は、金剛組の「束ね柱」を多くの国内外の訪問者に体感してもらいたいという願いによって実現しました。また、近鉄不動産が提案する日本の伝統文化の理解も深まるきっかけとなるでしょう。展示場所であるあべのハルカスは、大阪のシンボルであり、この場所での展示は地域の文化発信の新たな一歩となることを期待しています。
体験イベントも開催
特別展示の期間中には、金剛組専属の宮大工棟梁による体験イベントも行われます。伝統技法「継ぎ手」の模型を用いた解説が行われ、参加者は継ぎ手のパズルゲームやカンナ削り体験に挑戦できる貴重な機会です。これにより、日本の伝統工芸や技術に触れられるだけでなく、実際に自分の手で体験することで、より深い理解と興味を育むことができるでしょう。
まとめ
大阪・関西万博での「束ね柱」の特別展示は、金剛組の伝統技術とあべのハルカスの先進性が融合したユニークな企画です。日本の伝統文化に触れ、普段なかなか体験できない技術に親しむ絶好のチャンスです。ぜひ、あべのハルカスの展望台「ハルカス300」で、この特別な体験をお楽しみください。
会社情報
- 会社名
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株式会社金剛組 株式会社高松コンストラクショングループ 近鉄不動産株式会社
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