メルセデス・ベンツとの提携でEV充電網が拡大、千葉公園に新拠点

株式会社パワーエックスが、メルセデス・ベンツ・ハイパワー・チャージング日本合同会社との提携を発表し、実に期待されるEV充電ネットワークの第1拠点を開設しました。名付けて「Mercedes-Benz Charging Hub 千葉公園」で、千葉県千葉市中央区の公園駐車場内に位置し、最大出力150kWの高出力充電サービスを提供いたします。

充電ステーションの詳細

この充電ステーションは、すべてのEVオーナーに開放されており、さらに周囲にはカフェやスポーツジムが併設されているため、充電の待ち時間も快適に過ごすことができます。充電設備にはパワーエックスの蓄電池型超急速EV充電システム「Hypercharger」が1基（2口）設置されており、最新のメルセデス・ベンツ専用ディスペンサーユニットには操作が容易な大画面タッチスクリーンが搭載されています。

使いやすい充電システム

「Mercedes-Benz Charging Hub」では、使用した電力量に応じた従量課金制を採用しています。メルセデス・ベンツのEVオーナーは、充電サービス「MB.CHARGE Public」を通じて認証・決済が可能で、他のブランドのEVオーナーもPowerXアプリを使って、簡単に充電が行えます。これにより多種多様なEVオーナーが利用しやすい環境が整備されています。

今後の展開

パワーエックスとメルセデス・ベンツ・ハイパワー・チャージング日本合同会社は、今回の拠点開設を契機にさらなる展開を計画中です。次の拠点として、「Mercedes-Benz Charging Hub かしわ沼南」および「Mercedes-Benz Charging Hub 駒沢」が2025年8月にオープン予定です。これにより、日本国内のEV充電インフラが一段と強化されることでしょう。

充電利用について

充電サービスは、CHAdeMO規格に対応した電気自動車を対象としています。ただし、CHAdeMOアダプターは利用できないため、注意が必要です。また、利用時間は最大30分間ですが、充電予約には対応していません。料金体系も明確で、メルセデス・ベンツのEVモデルでは94.6円/kWh（税込）、その他のブランドのBEVモデルでは100円/kWh（税込）で利用可能です。

便利なアプリ

充電所利用の際に必要なPowerXアプリは、こちらからダウンロードできます。充電を行う際は、アプリを利用しての認証・課金が必要になるため、事前にインストールしておくことをおすすめします。

この新しい拠点の開設は、EV充電インフラの充実を目指す重要な第一歩です。これからの動向にぜひ注目していきましょう。