データ管理を革新する『Quollio Data Catalog』α版の登場
デジタル化が進む現代社会において、データの管理はビジネスにとって欠かせない要素となっています。この中で特に注目を集めているのが、株式会社Quollio Technologiesが新たに提供を開始した「Quollio Data Catalog(クオリオデータカタログ)」のα版です。このSaaSサービスは、大量のデータを抱える企業に向け、メタデータの管理を効率化し、業務の多様な課題を解決することを目的としています。
主な特長
このサービスは、以下のような特徴を持っています。
1.
データ概要の自動取得と辞書の生成:データの基本情報や統計データを自動で抽出し、管理が容易になるばかりか、データエンジニアが行う手動の作業を大幅に削減します。
2.
隠れた重要データの検出とタグ付け:個人情報やセンシティブなデータをシステムが自動で認識し、適切なタグを付けることで、データの誤用を防ぐことができます。
3.
Elementary Reference Source(一元的な参照先)の実現:データのメタデータがカタログに集約され、社内の様々な役割の人が参照できるようになります。
解決する課題
この新しいシステムは、以下のような実務における課題を解決する手助けをします。
- - ドキュメント作成の手間を軽減:多くの企業では、ExcelやConfluenceを用いてデータの定義を手動で管理していますが、これが非常に手間であることが多いです。定義書の更新が滞ることや、格納先の把握が難しいケースをサポートします。
- - 重要データの所在把握:個人情報や機密性の高いデータが各所に分散して保存されていると、その管理が難しくなり、誤った使用に繋がる危険があります。このサービスを利用することで、それらの重要データがどこに存在するのか把握しやすくなります。
- - 情報共有の問題:データの作成者と利用者の間で適切なコミュニケーションが取れていないと、情報の不整合が生じ、業務に悪影響を及ぼします。この問題を解消し、必要な情報がスムーズに伝達されることを目指します。
α版の特徴
α版では特に、データ概要の自動取得と辞書の生成、手動タグ付け機能が実装されています。これにより、膨大なデータを整理する手間が軽減され、企業が求める情報を得やすくなります。また、現在はAmazon Redshiftに対応しておりますが、他のサービスへのインテグレーションも今後進めていく予定です。
今後の展望
今後は、「隠れた重要データの自動検出」機能の実装や新たなコネクタの開発に注力していくと共に、α版を導入した企業からのフィードバックを元に、サービスをさらなる充実へと進化させていく計画です。データ管理の悩みを抱える企業必見の、新機能と拡張に期待が高まります。
会社概要
会社名:株式会社Quollio Technologies
所在地:東京都世田谷区
設立:2021年8月
代表:松元亮太
資本金:53,000,000円(資本準備金含む)
Webサイト:
Quollio Official
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