FUSOグループ、太平洋島嶼国の持続可能な観光インフラを支援する事業を採択

FUSOグループ、太平洋島嶼国の観光発展へ



令和5年度、経済産業省の主催する「補正グローバルサウス未来志向型共創等事業委託費」において、FUSOグループホールディングス株式会社が株式会社かいはつマネジメント・コンサルティングと連携し、重要な役割を担うこととなりました。当社は、太平洋島嶼国との経済連携を強化するための戦略策定を目指す「マスタープラン策定等調査事業」において、再委託先事業者として選ばれました。

マスタープランの概要



今回の事業では、特に観光分野の持続可能な発展を目指し、「宿泊施設」に重点を置いたマスタープランを策定します。このプランでは、水資源の管理や廃棄物処理の効率化を図るために、宿泊施設での環境管理手法を見直し、持続可能な観光インフラの構築を目指します。また、このプロジェクトはフィジーを含む太平洋島嶼国の観光セクターに特化しており、現地のニーズを考慮した戦略を展開します。

課題と解決策



フィジーにおいて、観光業は国内総生産(GDP)の重要な部分を占め、主要な産業となっていますが、観光客の急増により水資源の枯渇や排水、固形廃棄物の問題が顕著になっています。本事業では、このような課題に対処するため、効果的な水管理と廃棄物処理を促進する仕組みを取り入れ、再生可能エネルギーの利用も視野に入れています。

これにより、太平洋島嶼国における持続可能な観光インフラの整備が進むと同時に、地域の経済発展にも寄与することが期待されています。さらに、日本の地理的条件が似ていることから、こうした技術が国内で利用される可能性も見込まれます。

FUSOグループの役割



FUSOグループは、水、住まい、エネルギーの分野での専門知識を活かし、技術的な見地から課題解決に貢献します。株式会社かいはつマネジメント・コンサルティングと協力し、実現可能な戦略を打ち出すことで、現地の実情に応じたマスタープランを策定します。

我々のミッションは、「Answers for Community」、つまり地域ごとに異なる問題に対し、解決策を提供することです。そのためには、上下水道事業、住宅・設備事業、再生可能エネルギー事業という三つの領域において、各社との協力を進めています。

この取り組みを契機に、FUSOグループは持続可能な地域社会の創造に向けた一歩を踏み出し、太平洋島嶼国が直面する課題を解決していく所存です。

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ご参考情報


  • - 本社所在地: 東京都中央区日本橋室町2丁目3番1号
  • - 代表者: 代表取締役社長 角 尚宣
  • - 資本金: 1億円
  • - 設立: 2020年6月(創業1946年8月)
  • - グループ会社数: 12社
  • - Webサイト: FUSOグループ

会社情報

会社名
FUSOグループホールディングス株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2丁目3番1号室町古河三井ビルディング17F
電話番号
03-6880-2110

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