ファンレス設計で高性能!コンテックが組み込み用PC「BX-M4600シリーズ」新発売
株式会社コンテックは、2024年7月2日より、第12/13世代 インテル® Core™ プロセッサを搭載したファンレス・ハイパフォーマンスの組み込み用コンピュータ「ボックスコンピュータ® BX-M4600シリーズ」の受注を開始しました。
本製品は、デスクトップPC用のハイパワーCPUである第12/13世代 インテル Core プロセッサ(Alder Lake-S/Raptor Lake-S)を搭載しながらも、ファンレス動作を実現。BXシリーズ最上位モデルとして、高い処理能力と省電力性を両立しています。
BX-M4600シリーズの主な特徴
1. ハイパフォーマンスCPU搭載
第13世代 Core i7、Core i5、Core i3、第12世代 Celeronプロセッサを採用。省電力性と高い演算・描画能力を実現し、高度な処理能力を必要とする用途に最適です。
2. 電源断プロテクト®機能搭載
電源障害発生時、データ保護とストレージへの書き込みを禁止する「電断プロテクト®」機能を搭載。Windows 10 IoT Enterpriseのロックダウン機能と併用することで、シャットダウン処理なしで安全に電源OFFが可能です。
3. 高セキュリティ設計
TPM2.0やセキュアブートといったセキュリティ機能、USBブートプロテクトといったコンテック独自の保護機能を搭載し、産業用途に求められる高セキュリティを実現しています。
4. ファンレス設計
CPUファンを廃したスピンドルレス設計により、ホコリや異物の侵入を防ぎ、保守点検業務の負担を軽減します。
5. 豊富なインターフェイス
1x DVI-I、1x DisplayPort、2x LAN、4x USB 3.2 Gen2(USB 3.1)、2x USB 2.0、3x RS-232C、1x RS-232C/422/485、1x DIOなど、多彩なインターフェイスを装備しています。
適用分野
BX-M4600シリーズは、従来モデルと比較して約1.9倍※1の処理スピードを実現し、FAコンピュータによる高度なエッジコンピューティング環境を提供します。交通、社会インフラ、医療機器、セキュリティ、アミューズメントなど高度な多重処理を必要とする分野に最適です。
※1 従来モデルBX-M2500 Xeon E-2278GELとBX-M4600 i7-13700TEとのPassMark値の比較による
株式会社コンテックについて
1975年4月設立。産業用機器の総合メーカーとして、コントローラ本体や周辺機器、ネットワーク機器までを手掛け、開発・製造・販売からサポートまで幅広いサービスを提供しています。パーソナルコンピュータの黎明期から産業分野でのPC技術の活用に着目し、産業用コンピュータや計測制御用インターフェイスボード、ネットワーク機器など、最先端の製品を次々と開発。環境・エネルギ、医療、鉄道・交通機関、デジタルサイネージ、IoTソリューションなどの新分野にも進出しています。