日本生協連が『子どもの食 応援ボックス』に5度目の協賛 - 夏休み期間中の食支援を強化 -
日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連)は、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが実施する「子どもの食 応援ボックス」に5度目の協賛を発表しました。
日本生協連は、SDGsの取り組みとして、世界から飢餓や貧困をなくし、子どもたちを支援する活動を推進することを行動宣言として掲げており、今回の協賛もその一環となります。
「子どもの食 応援ボックス」は、経済的に困窮した家庭の子どもの食生活支援を目的として、企業から寄贈された食品などを配布する取り組みです。特に、学校給食がない夏休み・冬休み期間は、子どもたちの食事が不足しがちなため、重要な支援期間とされています。
本取り組みは、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが子どもの貧困解決事業の一環として、2020年から開始されました。日本生協連は、昨年11月に引き続き、5回目の協賛となり、コープ商品を寄贈する予定です。
今回の「子どもの食 応援ボックス」は、7月上旬から梱包を開始し、7月中旬以降順次発送される予定です。提供対象は、所得割非課税世帯またはそれに準ずる世帯で、0~18歳未満の子どもがいる世帯(計5,000世帯)です。応募多数の場合は抽選で配布されます。
日本生協連は、今後も消費者・組合員とともに子育て支援・生活困窮者支援活動に積極的に取り組んでいくとしています。
セーブ・ザ・チルドレンについて
セーブ・ザ・チルドレンは、1919年にイギリスで創設された、約100年の活動実績を持つ民間非営利国際組織です。現在、約120ヶ国で子ども支援活動を展開しており、子どもの権利が実現された世界を目指して、緊急・人道支援、教育、子どもの保護などの分野で活動しています。
日本では、1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立されました。行政や地域社会と連携し、子どもの貧困問題解決や子どもの権利の推進などに向けた事業を行っています。また、地震や台風、豪雨などの大規模自然災害における緊急・復興支援を通して、子どもの権利を実現する活動も積極的に行っています。