和香牡丹、グランプリ
2021-10-12 11:03:28

名酒『和香牡丹』が全米日本酒歓評会でグランプリを受賞!

名酒『和香牡丹』の栄光



2021年度の全米日本酒歓評会で、名酒『和香牡丹純米吟醸 山田錦50』がグランプリに輝きました。この品評会は、日本の酒文化を世界に広めるために設けられたものであり、歴史あるイベントとして毎年行われています。

全米日本酒歓評会の歴史


全米日本酒歓評会は、2001年に始まり、国外で最も伝統的な日本酒品評会と言われています。米国などの国際酒会によって主宰され、日本の伝統的な審査方法を用いて約500品の日本酒が評価されます。金賞や銀賞はもちろん、特に高い評価を得た製品にはグランプリや準グランプリが与えられます。

2021年の開催では、日本と米国から215蔵元が参加し、576点の出品がありました。厳格な審査のもと、151点に金賞、152点に銀賞が与えられ、その中から選ばれたのが『和香牡丹純米吟醸 山田錦50』です。

『和香牡丹純米吟醸 山田錦50』の特徴


『和香牡丹純米吟醸 山田錦50』は、アルコール分15%の無加水原酒で、酒米の王様とされる山田錦を使用しています。香りは穏やかで、ふくらみのある旨味が特徴的です。冷やしてワイングラスで楽しむと、その魅力を最大限に引き出すことができます。

また、この酒の受賞はこれが初めてではありません。過去3年間、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」のプレミアム純米部門で金賞を受賞しており、高い評価を得ています。

酒造りの情熱


『和香牡丹』を製造しているのは、三和酒類が運営する「虚空乃蔵」です。この酒蔵は昭和33年に古い酒蔵が合併して設立され、厳選された地元米を使用した高品質な酒造りを行っています。特に大学名の由来の寺院「虚空蔵寺」を冠したこの蔵では、少量高品質な製品を目指し、手作りにこだわった酒づくりがなされています。

受賞酒の詳細


『和香牡丹純米吟醸 山田錦50』は、兵庫県産の山田錦を使用し、精米歩合は50%。その風味は、多くの愛好者を魅了しています。希望小売価格は720mlで1,862円、1800mlで3,720円と、質の良い日本酒を手軽に楽しむことができます。

その他の受賞作品


今回の品評会では、他にも様々な酒が受賞しています。特に、純米部門で金賞を獲得した『純米福貴野』は、大分県産のヒノヒカリを使用したお酒で、穏やかな香りと軽やかな味わいが特徴。日本酒愛好者にはたまらない一品です。

三和酒類株式会社について


三和酒類株式会社は、大分県に本社を持ち、麦焼酎「いいちこ」など多種多様な酒類を製造しています。1958年の設立以来、発酵に関わる事業を幅広く行っており、地元の人々に親しまれています。さらに、地元の行事などに使われる御神酒も手掛けており、地域の文化にも貢献しています。

これからも、名酒『和香牡丹』のさらなる躍進と、三和酒類の新しい挑戦に注目が集まります。

会社情報

会社名
三和酒類株式会社
住所
大分県宇佐市山本2231-1
電話番号
0978-32-1431

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