気候とアートの融合
2024-09-18 16:28:42

青森の気候変動とアートを体感する「HELP展」開催

人々が考える未来のためのアート



2024年10月4日から6日まで、青森県弘前市の弘前れんが倉庫美術館で「HELP展 〜30年後には消えてしまうかもしれない In AOMORI〜」が開催されます。この展覧会は、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンが主催し、気候変動が日本に与える影響をアートを通じて体感することが目的です。

本展では、30年後に日本から消えてしまう可能性のある生物や文化をテーマにし、様々なアーティストや文化人と協力して制作した作品が展示されます。ぬいぐるみ作家の片岡メリヤス氏や料理研究家の土井善晴氏など、多様なクリエイターたちが参加し、気候変動の現実を五感で感じることができる構成となっています。

誰もが参加できる展示


青森での開催に際し、特別な地元プロジェクトとして「アップルクリエイティブアワード」の「HELP賞」が設置されました。この賞は、りんごに関連した作品を募集し、気候変動と文化のつながりを意識させることを目的としています。審査基準には創造性や表現力が求められ、受賞作品はリンゴカ・ミュージアムにて展示されます。

さらに、10月6日には「青森の暮らしと気候変動」をテーマにしたトークイベントが開催され、講師陣には地球環境戦略研究機関の藤野純一氏、エフエム青森のアナウンサー中里玲奈氏などが名を連ねます。このイベントは、気候変動を身近に感じ、理解を深める良い機会となることでしょう。

アートを通じて未来を考える


展示作品には、動植物の絶滅危機を伝えるぬいぐるみや、気候変動の影響を受ける寿司、さらには地域の伝統文化に焦点を当てた作品が揃います。各作品は、観覧者に環境問題への関心を促し、その解決のために行動を起こすきっかけを与えることを目的としています。

「HELP展」は、ただの観賞にとどまらず、来場者が体験を通じて気候変動を考える機会を提供します。リアルな状況が反映された作品や参加型の企画によって、社会問題に対する意識を高め、参加者一人ひとりが自らの行動を見直すきっかけを創出します。

まとめ


気候変動に対する意識を育む「HELP展」は、青森の地で繰り広げられるアートの力が人々を動かす場となります。未来を見据えた行動を促すこのイベントに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。入場は無料で、誰でも気軽に参加できるこの機会をお見逃しなく。


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会社情報

会社名
一般社団法人グリーンピース・ジャパン
住所
東京都港区新橋3-3-13Tsao Hibiya 12階
電話番号

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