表参道で味わう日本の伝統茶事体験
東京都に位置する『南青山 即今』は、都市の中で茶道を体験できる特別な場所です。伝統的な茶事の楽しさを広めたいとの思いから設立されたこの店では、茶道宗和流の十八代宗光氏の監修のもと、厳選された素材を使った茶懐石を提供しています。秋の訪れを感じる9月には、重陽の節句や月見にちなんだ特別な茶懐石が楽しめるのが大きな魅力です。
重陽の節句と月見の趣向を茶懐石で再現
9月5日から始まる新メニューでは、茶人高橋箒庵によって再現された昭和3年9月の仰木魯堂の料理を基にした、重陽の節句や月見をテーマとする茶懐石が楽しめます。例えば、主菓子として提供される栗羊羹や、三州味噌仕立ての子芋の汁が月見の情景を演出しており、まさに季節感あふれるお料理です。新たに加わるランチコース「一汁三菜コース(4,800円)」も、カジュアルに楽しむことができ、まったりとした時間を過ごしながら、茶懐石を堪能することができます。
落ち着いた空間での茶事体験
コースメニューでは、香煎紫蘇や焼物としての鮎の塩焼きなど、日本の食材の持ち味を活かしたお料理が次々と登場します。これらの料理を楽しみながら、蝋燭の灯りのもとで味わう茶道の点前は、特別なひとときとなることでしょう。
特別イベントの開催
南青山 即今では、茶道の魅力をより多くの方々に伝えるため、特別な講座やイベントが定期的に開催されます。9月15日や16日には、名古屋の料亭「御懐石志ら玉」の柴山宗平氏による室礼講座が行われ、9月のテーマに沿ったおもてなしや料理の学びを深めることができます。また、菓子匠の野口佳菜絵氏との「菓子を作る会」も9月22日に開催予定で、和菓子作りに挑戦する絶好のチャンスです。
教わり、味わい、楽しむ日本の文化
南青山 即今は、茶道の学びだけでなく、実際に料理を味わい、自分で作って楽しむことができる場を提供しています。茶事を通じて、日本の文化や季節感を実感し、心豊かな時間を過ごすことができるでしょう。
最後に、新コースやイベントに関する詳細は、公式サイトで確認できますので、ぜひ予約してみてください。
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『南青山 即今』は、都内での特別な茶事体験をお届けする、隠れた名スポットです。