株式会社PLAYとNew Relicの革新的な取り組み
デジタルビジネスの世界でその名を知られる株式会社PLAYとNew Relic。この二社が手を組むことで、次世代のインシデント対応体制が確立されることとなりました。PLAYは国内の主要動画配信サービスである「TVer」や「Hulu」の開発と運営で知られるメディアカンパニーであり、そのミッションは『見たいと見せたいがつながる世界を作る』となっています。これを実現するため、同社は動画ビジネスの活用と収益化をサポートし、業界での地位を確立してきました。
新たなシステムの導入背景
最近、PLAYは社内システムの健全性を担保し、サービスの品質向上を目指す中で、New Relicの導入を決定しました。APM(アプリケーションパフォーマンス監視)を通じて、システム全体の可視化が図られました。しかし、AI駆動の開発やマイクロサービス化、さらには外部サービスとの連携によって、システムが急速に大規模かつ複雑化し、インシデント発生時のトラブルシューティングに時間を要するようになってしまいました。
これまでは熟練者のノウハウに頼らざるを得ない状況が続いていましたが、同社はその課題を解決するために、New Relicの先進的なAI機能をワークフローに組み込むことを決断しました。これが新たな連携のきっかけとなります。
AWS DevOpsエージェントとの連携
PLAYでは、AWS DevOpsエージェントとNew Relic MCP Serverを直接連携させる取り組みが開始されました。この相互作用によって、AWSが提供する詳細なインフラ情報とNew Relicが収集するアプリケーションパフォーマンスデータが密接に統合されます。エンジニアは日常用いるチャットUI(例:Slack)を介して、スムーズにシステムの状況を把握・問い合わせできるようになりました。
この連携により、PLAYは以下のようなビジネス的・技術的な価値を実現しました:
AIによるインフラ、アプリケーション、ログの相関分析により、インシデント対応の難易度が劇的に下がりました。新入社員がオンボーディング研修で簡単に対応手順を学べるようになり、ベテラン社員に頼らずともシステム全体の健全性を維持できる体制が整いました。
これまでは社内の熟練者2〜3名が主にトラブルシューティングを担当していましたが、自然言語でのチャット操作が実現された結果、現在は10名以上のエンジニアが自立して高度な障害対応に参加できるようになりました。
タスクの難易度低下と対応人員の増加により、インシデントの認知から解決までの時間が格段に短縮されています。初期調査に要していた時間が「実質ゼロ」に近づいた事例もあるほどです。
市川賢氏のコメント
株式会社PLAYの技術基盤部のテックリード、市川賢氏は次のようにコメントしています。「AI時代において、AWSとNew Relicの連携は私たちの運用を根本的に変革しました。一部のエキスパートに依存していたトラブルシューティングがチーム全体で可能になり、安心して新しい価値の創造に挑戦できるようになりました。」
展示会での入手情報
この革新的な連携の詳細は、2026年6月25日に幕張メッセで開催される「AWS Summit Japan 2026」のNew Relicブースで市川氏が登壇します。関心のある方はぜひ、事例セッションにご参加ください。
- - 日時: 2026年6月25日(木)14:40〜(予定)
- - 場所: AWS Summit Japan 2026(幕張メッセ)New Relicブース
詳細は
PLAY技術ブログをご覧ください。