成田空港の無人販売
2025-03-17 14:21:08

成田空港で新たな無人販売サービス「PIMTO」の実証実験が開始

成田空港にて新しい購買体験を提供する「PIMTO」実証実験



成田空港で、パナソニック株式会社とマッシュアップ、成田国際空港株式会社が共同で移動型無人販売サービス「PIMTO」の実証実験を行うことが発表されました。この実証実験は、2025年3月21日から30日までの10日間、飛行機の出発前に空港を利用するお客様に向けて行われます。

日本の魅力を体験できる商品


実証実験では、地域の特産品や日本のサブカルチャーアイテムが取り揃えられ、成田空港から出発する外国人旅行者に向けて販売されます。成田空港は、国内の多くの都市に加え、102の海外都市と結ばれ、アジアの重要なハブ空港としての役割を果たしています。そのため、国内外から訪れる旅行者に新たなサービスと体験を提供することを目指しています。

来るべき試みでは、無人販売ロボットが搭乗ゲート周辺を移動し、たくさんの人々が集まりやすい場所で商品を販売します。これにより、旅行者は出発前のひとときに、日本の味や文化を楽しむことができるのです。

無人販売ロボット「PIMTO」のユニークな特徴


「PIMTO」は、建物を新設することなく、移動が可能な無人販売ロボットで、様々な商品を販売します。クレジットカードやQRコード、交通系電子マネーにも対応し、利用者の利便性を高めています。ロボットは、あらかじめ定義された場所を自律的に移動することはなく、有線コントローラーや遠隔地からのリモート操縦で管理されます。

インバウンド需要を見据えた新たな販売体験



特に注目すべきは、外国のお客様に向けた体験設計の試みです。來る実証実験では、ゲーム感覚で商品選択できるデザインや、多言語対応の表示が盛り込まれています。これにより、旅行者が日本の文化や商品の魅力を直感的に感じられるよう、工夫が凝らされています。

さらに、この実証実験は、日本の地域産品や、成田空港オリジナル商品のラインアップを通じて、より多くのお客様に深い感動を提供し、記憶に残る体験を実現することを目指しています。

共同企業が生み出すシナジー



また、パナソニック株式会社、マッシュアップ、成田国際空港株式会社の3社は、共同で商品の魅力を演出するためのマーチャンダイジングに取り組んでいます。特に注目される商品には、富士山を型取ったチョコレートや、日本独特のフィギュア、さらには高品質な地元製品まで、多彩なアイテムが揃います。これらは、実際に成田空港を利用されるお客様の期待を裏切らないよう尽力して制作されています。

社会貢献への配慮


この取り組みは単なる販売の実証だけでなく、就労の視点からも注目されています。障がいを持つ方々への就労支援として、無人販売機の運営や商品のパッキング等の業務も行います。こうした社会的な活動も、現代のビジネスにおいて重要な一環です。

まとめ



成田空港の移動型無人販売サービス「PIMTO」は、業界に革新をもたらす期待の試みです。このサービスが実現することで、日本の魅力を世界に発信し、訪日外国人の皆様に新たな体験を提供することが期待されます。今後、成田空港における体験が、どのように進化していくのか、注目です。


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会社情報

会社名
成田国際空港株式会社
住所
千葉県成田市成田国際空港内NAAビル
電話番号

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