甑島の漁師親子
2021-01-21 10:38:10
鹿児島・甑島の漁師親子が挑む新たな特産品プロジェクト
鹿児島・甑島の漁師親子が挑む新たな特産品プロジェクト
鹿児島県の特産品を支援するプロジェクト、通称「ひっとべ鹿児島」が再び立ち上がりました。第2弾となる今回は、甑島の親子漁師が中心となり、地域の名産「きびなご」を日本全国に広める試みに挑戦します。合計約40%のきびなごを水揚げしている甑島は、後継者不足の問題に直面しており、多くの漁師が業を離れています。この現状に対抗すべく日笠山水産の親子が舟を持ち、共に漁に出て、次世代の漁師を目指す初心者たちに夢を与えることを目指しています。
甑島の漁師親子の挑戦
この新しいプロジェクトは、漁師という職業の魅力を再発見することを目的としています。息子が帰郷し、「独り立ちした姿を見せたい」と訴える日笠山水産の親子は、ただ漁を行うだけでなく、漁業を通じて地域の食文化の重要性を伝えようとしています。親子での共同作業を通じて、世代を超えた絆が生まれ、若者たちが漁師になりたいと願うきっかけを作りたいのです。
きびなごの魅力を全国へ
特に注目されるのは、「日笠山水産自慢のきびなごセット」を通じて、甑島の新鮮なきびなごを全国の食卓に届けるという試みです。漁師親子が手がけるこの商品は、地元の味を守りながら、和食文化の伝承にも寄与することを目指しています。子供たちに鹿児島の特産品を味わってもらうことで、地域の食文化が次世代に受け継がれるよう願っています。
クラウドファンディングで未来を築く
このプロジェクトは、クラウドファンディングを活用して資金を集め、サポーターの輪を広げることがメインの目的です。鹿児島県特産品協会が立ち上げた「ひっとべ鹿児島」により、県内のクリエイターたちが一丸となり、魅力的なコンテンツを制作しながら、プロジェクトの運営と販促をサポートしています。これにより、鹿児島県の特産品が新たな市場で認知され、支持を手に入れることが期待されています。
未来を望む漁師の思い
漁業だけでなく、地域全体の活性化を見据えたこの滋養深い取り組みは、甑島の漁師たちの思いを全国に広める大きな一歩となるでしょう。若者たちの間に漁業の魅力が広がることで、将来的には廃業を選ぶ漁師が少なくなることが期待されています。
このプロジェクトへの応援は、単なる支援ではなく、地域を支える一環として大きな意味を持つのです。鹿児島県の特産品、特にきびなごが新たな未来を切り開く手助けとなりますように、私たちもその一端を担いたいと思っています。
会社情報
- 会社名
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公益社団法人鹿児島県特産品協会
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市名山町9-1鹿児島県産業会館3階
- 電話番号
-
099-223-9177