ブレイン・ラボの株式取得
2014-07-17 18:40:08
人材斡旋業界の最大手ブレイン・ラボの全株式を取得しB2Bビジネスに参画
じげんがブレイン・ラボの全株式を取得
株式会社じげん(以下じげん)は、2023年7月17日、成立した株式譲渡を通じて、人材斡旋業務の最大手であるブレイン・ラボの全株式を取得し、子会社化した。この決定には、じげんグループが掲げる企業理念「生活機会の最大化」に基づく新たな事業展開が見込まれている。
B2B事業への新たな展開
じげんは「ジゲノミクス3本の矢」という成長戦略を掲げ、特に3本目の矢にあたるビジネスモデルの多角化を狙っている。ブレイン・ラボのシステムを活用することで、これまで扱っていたライフメディアプラットフォーム事業の拡大と、更なる収益の増加を見込んでいる。即ち、B2B領域への進出が新たな収益源となることが期待されている。
求人市場の成長機会
国内の求人市場は、終身雇用制度の変化や economic policies の影響により、回復基調にある。厚生労働省が発表した最新のデータによれば、5月の有効求人倍率はバブル崩壊以降過去最高の1.09倍を記録し、18ヶ月連続で上昇している。ブレイン社の技術は、この成長市場において一層強化される見込みだ。
じげんは、業界トップクラスの実績を持つブレイン社との連携を通じて、サービスの拡充と質の向上を目指す。特に人材紹介業界向けのシステム提供を通じて、働き手と企業のさらなるマッチングを図ることができるだろう。
既存事業とのシナジー効果
ブレイン社の手掛けるシステムを利用することで、じげんが現在運営しているライフメディアプラットフォームとも相乗効果が期待される。データベースの統合やシステム構築が進むことで、ビッグデータの活用や海外展開への基盤が強化される。特にベトナム市場での成長が注目されており、既にブレイン社のシステムは現地事業者にも導入されている。
今後の展望と成長戦略
じげんグループは、この新たなM&Aによって得られたポジショニングを活かし、様々な事業の企画・開発を継続して行う方針だ。過去にも、インターキャピタル証券を完全子会社化し、証券事業へ参入した実績があり、今後も積極的にM&Aを通じた事業拡大に取り組むという。2015年3月期の業績に与える影響については、現在精査中とのことだが、未来に向けた期待が高まる。
まとめ
じげんのブレイン・ラボの子会社化は、新たな収益源としてのB2B事業への足がかりとなることが期待されている。求人市場の拡大と既存事業との連携により、社の成長は間違いなく加速されるだろう。今後の展開に注目が集まる。
会社情報
- 会社名
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株式会社じげん
- 住所
- 港区虎ノ門3丁目4-8
- 電話番号
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