食品廃棄物リサイクルの革新！プラスチック包装も処理可能な特許技術が食品業界を救う

分別不要！プラスチック包装された食品廃棄物をリサイクルする画期的な技術

近年、食品業界では食品廃棄物の再資源化が大きな課題となっています。特に、コンビニやスーパーなどでは、弁当容器や食品包装など、プラスチック製の廃棄物が大量に発生しています。これらの廃棄物は、従来、分別処理が必要で、コストがかかり、リサイクル率も低迷していました。

しかし、株式会社JETが開発した「ERS」は、この課題を解決する画期的な技術です。ERSは、急速発酵乾燥資源化システムで、プラスチック包装された食品廃棄物をそのまま投入することができます。

特許技術で実現！分別不要の簡単リサイクル

ERSは、独自の特許技術「プラスチック包装された食品廃棄物の処理装置及び処理方法」を採用しています。この技術により、食品廃棄物を微生物の力で急速発酵乾燥し、わずか1日で飼料や肥料に資源化できます。

処理後、有機物は飼料や肥料に、プラスチックは分別され、マテリアルリサイクルやサーマルリサイクルで再資源化されます。つまり、ERSは、食品廃棄物の有機物を減容化するだけでなく、環境負荷を低減し、プラ新法に則った企業活動の実現を支援します。

実証事例で効果を実証！

ERSは、すでに複数の企業で実証されています。

相模屋食料株式会社での導入事例

群馬県に本社を置く豆腐メーカーの相模屋食料株式会社では、ERSを導入し、プラスチック容器に入った豆腐製品から固形の飼料を生成しています。

導入前は、7名の人員を必要としていた分別作業が不要となり、人材不足解消にも貢献しています。

N社での事業系廃棄物リサイクル試験

N社では、プラスチック包装された食品廃棄物やプラ容器を含む生ごみを処理し、飼料に加工する試験を実施しました。

ERSの技術概要

ERSは、以下の特徴を持つ革新的なシステムです。

装置がシンプルで、複雑な前処理や後処理が不要
環境微生物を使用し、菌の持ち込みや補充が不要
メンテナンスが容易で、故障が少ない
省スペースで、施設維持費用が削減できる
無排水で、排水処理費用が削減できる
ごみの大幅な減容化が可能で、運搬費用を節約できる
ごみの乾燥によってハンドリングが楽になる
栄養価の高い飼料や肥料が製造可能で、販売対価を得られる
CO2削減、既存設備への適合など、発展性や応用性が高い

株式会社JET 会社概要

株式会社JETは、ERSの開発・製造・販売を行う企業です。

所在地：東京都千代田区一番町19　全国農業共済会館4階
代表者：片山智之
設立：平成25年8月
資本金：50,000,000円
事業内容：急速土着菌増殖乾燥システムERSに関する開発・製造・販売・輸出入・管理、適用・導入に関するコンサルティング、原料の輸出入

株式会社JETは、ERSを通じて、食品廃棄物の再資源化を促進し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。