イトーキが描くAI経営の未来
株式会社イトーキは、AIを経営の中心に据える新たなモデルとして「ITOKI OFFICE AI AGENTS」を導入します。この取り組みを通じ、社員約4000名がAIを駆使して働きやすいオフィス環境の実現を目指します。
変革の背景
現在、企業は生成AIの急速な進化により、インターネット以来の働き方変革の渦中にあります。その結果、業務プロセスや意思決定の形式が新たに再設計されています。この変革に適応するためには、オフィスや働く環境の役割も進化が求められます。オフィスは単なるスペースではなく、運用の観点からも持続的な最適化が必要であることが、今まで以上に強調されています。
特に、最近ではオフィス関連のデータが大量に増加し、その分析はますます難解になっています。データ量は1.7万倍、複雑さは最大で2.7億倍となり、人手に頼った意思決定ではスピード不足となるケースも増えてきました。
ITOKI OFFICE AI AGENTSの革新
イトーキはこの変革を踏まえて、企業がデータを基にスピーディーに意思決定ができるような仕組み作りを追求してきました。「ITOKI OFFICE AI AGENTS」には、以下の三つのAIソリューションが含まれています:
1.
Facility Portfolio AI
拠点の面積や席数、配置、コスト構造を緻密にシミュレーションし、経営判断を迅速に行うためのエージェントです。
2.
Workplace Insight AI
様々なデータを解析し、オフィス内の課題や改善ポイントを構造的に見つけ出します。これにより、経営層にとって実効性の高い判断材料が提供されます。
3.
Space Matching AI
在籍情報や行動履歴をもとに、空いているスペースをリアルタイムで把握し、利用者に即時に案内する仕組みです。
課題解決のための導入プラン
この新しいAIソリューションは、必要に応じて個別に導入できます。経営層は即時に投資の利益を数値で判断でき、総務部門は分析の負担を軽減。また、従業員は快適な働き方を追求できる環境が整うことで、生産性向上が期待できます。
さらに、30件以上の概念実証(PoC)を通じて、リアルなデータを基に成功の循環モデルを構築し、得た知見を顧客サービスに生かしています。これにより、社内外での継続的な価値の向上が実現されています。
今後のビジョン
イトーキは、今後も「Tech×Design based on PEOPLE」から「AI×Design based on PEOPLE」へ経営理念をシフトさせ、オフィス環境にAIを取り入れることで、新たな働き方とクリエイティブな社会を実現していきます。
代表取締役社長 湊 宏司の意見
「私たちは、AIを中心に置いた経営を通じて、企業の競争力を高めると確信しています。次世代のオフィス戦略を構築し、顧客企業の持続的成長を全力でサポートする所存です。」
イトーキについて
株式会社イトーキは1890年に創設され、「明日の『働く』をデザインする」というミッションのもと、オフィス家具や空間デザイン、働き方のコンサルティングなど多岐にわたるサービスを展開しています。今後も、多様化する働き方に応じたサービスを提供し、しっかりとした支援を続けていきます。