2024年食生活調査
2024-10-30 16:50:29

電通の2024年食生活調査、時短料理と意識の変化が浮き彫りに

電通による「食生活に関する生活者調査2024」



株式会社電通は、全国の15歳から79歳までの1300人を対象に「食生活に関する生活者調査2024」を実施しました。この調査は2024年8月23日から8月26日の間に行われ、日本の食生活の現状と今後の方向性を探ることが目的です。

知られざる料理への意識


調査の結果、約6割の人が料理をすることを面倒に感じており、「我が家の味」を持っていると考える人は約1割にとどまり、近年その割合が減少傾向にあります。特に40代の人々にはこの傾向が顕著で、された世代別のデータも明らかになっています。さらに、料理を好む人の数も減少しており、2022年からのデータでは5ポイント以上も減少しています。

調理の時短意識


一方、調理の時短を意識する人は年々増加しており、直近3年間でこの意識は確実に高まっています。食品価格の高騰が続く中、約3割の人々が「メニュー用調味料やミールキット」にお金をかけたいと考えており、この割合は前年より5.6ポイントも増加しています。

食事の楽しみの変化


興味深いことに、「おいしいものは誰かと一緒に食べたい」「家族・友人との食事がストレスを和らげる」と感じる人は減少してきています。2023年のデータと比較すると、おいしいものを一人でなく、誰かと食べたいと考える人は約39%から32.4%に減少しました。また、食べることに幸せを感じる人の割合も、直近3年間で67.6%から60.5%に落ち込んでいます。

食のトレンドの認知


加えて、「ヴィーガン」や「グルテンフリー」の概念については、認知率がともに8割を超えていることが確認されました。「完全栄養食」についても、74.8%の人がその存在を認知しています。しかしながら、植物性の肉を食べたいと考える人は約4割で、こちらも直近3年間で減少傾向にあります。

まとめ


これらの調査結果から、現代の生活者が直面する様々な課題が浮かび上がります。料理に対する意欲の低下と同時に、時短を求めるニーズが高まるという新しい食のトレンドが形成されています。今後も電通の食生活ラボを通じて、日本の食文化の変化に注目していきたいと思います。さらに、料理の簡素化や効率化を進める商材に対する支持が高まっていくと予想されます。


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