Synspective USAが南米で新たに地理空間パートナーシップを締結
株式会社Synspectiveの米国法人であるSynspective USA Inc.は、南米の地理空間技術を提供する企業4社と新たなリセラー契約を締結しました。これにより、南米市場における販売ネットワークを構築し、高頻度かつ高解像度のSAR(合成開口レーダー)データを地域の民間企業や行政機関に提供することを目指しています。
南米市場への進出
契約を締結した企業は、コロンビアのDreamGIS SAS、ブラジルのGlobalgeo Geotecnologias Ltda、チリのLinkapsis Geodesia E Ingeniería SpA、そしてもう一つのチリの企業Servicios en Tecnología de la Información IMAGINE-IT LTDAです。
この新たな提携により、これらの企業はSynspectiveが開発したSARデータやソリューションを非独占的に扱う正規のリセラーとなります。それぞれ民間、行政、安全保障の各分野で、インフラ監視や災害対策、森林管理、海上の安全性向上を図るための課題解決に貢献することが期待されています。
自然条件に適したSAR技術
南米地域は、厚い雲や広大な密林、複雑な地形が観測の難しさを引き起こしています。これに対し、SAR技術は天候や地形の影響を受けにくい特性を持ち、安定した観測を可能とします。光学衛星に比べ、悪天候でもデータ収集ができるため、南米特有の観測環境に最適な技術と言えます。
各企業との連携内容
各パートナー企業との連携内容は以下の通りです:
- - DreamGIS SAS(コロンビア): コロンビア国内でのSAR画像及びソリューションの提供を担い、南米各地でのサポートを行います。
- - Globalgeo Geotecnologias Ltda(ブラジル): 南米最大の地理技術市場であるブラジルでの展開を担当し、多様なクライアント向けにサービスを提供します。
- - Linkapsis Geodesia E Ingeniería SpA(チリ): チリ国内での高精度測量や地理空間マッピングを行い、官民両方のニーズに応えます。
- - Servicios en Tecnología de la Información IMAGINE-IT LTDA(チリ): チリ及びメキシコにおいて、地理情報システムやデータ解析などを通じて顧客にサービスを展開します。
Synspectiveが誇るSAR衛星「StriX」
Synspectiveが誇る小型SAR衛星「StriX」は、地球観測の必要性を満たすための高頻度かつ迅速なデータ提供を実現します。この衛星は、赤道・熱帯地域に適した傾斜軌道を採用しており、南米上空でも高い観測頻度を確保しています。また、Synspectiveが提供する解析サービスには、地盤変動のモニタリングや洪水による被害評価、物体の検知や分類など多岐にわたる用途があります。
この新たな取組みにより、Synspectiveは南米市場での地理空間技術の普及と進展に寄与し、現地の情報インフラを支えることに貢献していくことでしょう。