鎌倉市でおもてなし実験
2024-10-18 14:12:55

鎌倉市で訪日外国人客へのおもてなし実験が成功裡に実施される

鎌倉市での「I'm Omotenable! プロジェクト」



2024年10月15日、鎌倉市にて訪日外国人観光客へのおもてなしを推進する「I'm Omotenable! プロジェクト」が実施されました。このプロジェクトは、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)により、訪日外国人観光客へのホスピタリティの輪を広げることを目的とした実証実験です。日本の観光業界において、訪日外国人客の急増が大きな課題となっている中で、観光地の混雑を緩和し、より良い滞在体験を提供することが求められています。

鎌倉市は歴史的な観光地として知られ、毎年多くの外国人観光客が訪れていますが、近年、その人気から混雑が常に問題視されています。特に鎌倉駅周辺では、多くの訪日外国人が道に迷う様子が見受けられます。このような現状を踏まえ、鎌倉市と公益社団法人鎌倉市観光協会では今年4月から多言語ボランティアガイド事業を立ち上げています。

「I'm Omotenable! プロジェクト」では、英語に自信がないが訪日外国人におもてなしをしたいというボランティアが「オモテナブルマーク」を身に着け、外国人観光客に英語でコミュニケーションを図ることを目的としています。参加者は事前にTOEIC Bridge® Listening & Reading Testsを受験し、自身の英語力を確認した上でこのプロジェクトに参加しました。

実施概要



  • - プロジェクト名: I'm Omotenable! プロジェクト
  • - 目的: 訪日外国人観光客へのおもてなしの輪を広げること
  • - 実施時期: 2024年10月9日 & 15日
  • - 実施エリア: 鎌倉市内観光エリア
  • - 参加者数: 9名

現場の様子



当日は、鎌倉駅前や小町通りを中心に、約11名の訪日外国人観光客と交流がありました。ボランティアは「オモテナブルマーク」を着用し、観光客に声をかけることでスムーズにおもてなしの心が伝わりました。観光地までの案内に加え、お互いの文化交流まで会話が広がり、その場は笑顔に溢れていました。

小町通りでは、地元の飲食店や観光施設が協力し、ボランティアが外国人観光客に積極的におもてなしを行いました。参加者からは「もっと流暢におもてなしができるようになりたい」という声が多く寄せられ、プロジェクトは大きな成果を上げました。

ボランティアの声



体験者の一人、前橋佑樹さんは、「英語が得意なわけではないが、人と接することが好きで参加しました」と発言。外国人観光客が鎌倉大仏に行きたいと話し、その案内が必要であることを実感したといいます。オモテナブルマークを見せながら、「ホスピタリティ!」と思いを伝えると、外国人からは「Oh! Thank you!!」という嬉しい返事も返ってきたとのこと。

他の参加者からも、「TOEIC Bridgeを受験することで英語力を伸ばしたい」との意欲が感じられ、もっと多くの人々が訪日外国人観光客との交流を楽しめるよう参加したいという意見が多くありました。

今後の展望



IIBCでは、毎年10月19日を「TOEICの日」と定め、英語を楽しむ機会を提供しています。今年は「日本語がわからない訪日外国人観光客」と「おもてなしを志す方々」を結び付ける試みとして、「I'm Omotenable! プロジェクト」を実施しました。おもてなしの意志を伝える「オモテナブルマーク」は、参加者に大きな自信を与え、外国人との交流を促進する架け橋となることが期待されています。

これからも、訪日外国人観光客との円滑なコミュニケーションを支える活動が広がることでしょう。volunteer活動を通じて、地域の魅力がさらに活かされることを期待します。


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会社情報

会社名
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
住所
東京都千代田区永田町2-14-2山王グランドビル
電話番号
050-1790-7399

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