SOMPOとシュナイダーエレクトリック、企業脱炭素化に向けた支援体制を構築

SOMPOとシュナイダーエレクトリックの協業

近年、企業は気候変動の影響を受け、脱炭素化を迫られています。この中で、損害保険ジャパン株式会社（SOMPO）とシュナイダーエレクトリックが協業を始め、企業の気候変動対策を全面的に支援する体制を新たに構築することに合意しました。両社は、それぞれの専門知識と経験を活かし、国内外で脱炭素化に向けた取り組みを進める企業を多角的に支援します。

協業の目的

この協業は、気候変動対策が企業戦略の中核であることを踏まえ、脱炭素化を推進する企業が直面する複雑な課題に対して、包括的な解決策を提供することを目的としています。できるだけ多くの日本企業に、グローバルな知見やノウハウを持つサービスを提供することで、持続可能な社会の実現に貢献します。

セミナーとイベントの実施

最初のステップとして、脱炭素化や気候変動対策に関するセミナーやイベントを通じて、企業に必要な情報を伝えていきます。これらの場では、SOMPOが広範な顧客ネットワークを利用し、シュナイダーエレクトリックの知見を活かしながら、再生可能エネルギー市場の動向や電力購買契約の締結方法、カーボンフットプリントの計測方法などを解説します。このように多面的なアプローチで、企業は脱炭素化に向けた課題を解決する支援を受けることができるようになります。

各社の役割

シュナイダーエレクトリックの強み

シュナイダーエレクトリックは、エネルギーマネジメントとオートメーションの分野でデジタルトランスフォーメーションのリーダーとして、グローバルに数多くの企業に対して気候変動対策の支援を行ってきました。全世界に3,300人以上のサステナビリティのエキスパートを擁し、これまで20GWを超えるPPAの締結支援を実績としています。これにより、脱炭素化ソリューションの提供や、専門的な知見を日本市場でも広く展開しています。