吉田城址の刻印をテーマにした限定缶バッジが発売決定!
愛知県豊橋市の豊橋市美術博物館から、歴史好きや石垣ファン唸る新作オリジナル缶バッジ『石垣刻印シリーズ』が発表されました。この新シリーズは、豊橋市指定史跡の吉田城址に残る各種刻印をモチーフにしています。過去にも非常に人気を博している“びはく”オリジナル缶バッジですが、今回のもその例に漏れず、販売開始早々に完売が予想されます。
限定数400個!シンポジウム会場での直接販売
『石垣刻印シリーズ』は、400個限定での販売となり、直接購入できるイベントが設けられています。購入方法としては、11月22日(土)に開催される『第8回とよはしシンポジウム』の会場で、実際に展示されるバッジの絵柄を選んで購入できます。今までの缶バッジはカプセルトイとしての販売でしたが、今回は好きなデザインを選べる貴重な機会です。このバッジは、売り切れ次第終了となりますので、早めの訪問をお勧めします。
吉田城址の魅力を凝縮
今回のバッジのモチーフである吉田城址は、歴史深い名所です。特に南多門台の石垣に残る刻印は、多くの人々によって受け継がれ、その背景には様々な歴史が刻まれています。最近では、南多門台の石垣が崩落の危険が高まったことから、修復工事が行われ、その過程で新たな刻印が発見されています。このような新しい歴史が生まれる瞬間に触れることができるのも、缶バッジを通じて得られる楽しさのひとつです。
刻印の魅力とは
「刻印」とは、採石地で石材が切り出され、工事にかかわる人々によって刻まれた文字や模様のことを指します。この吉田城址では、約85箇所もの刻印が確認されており、その中には特に人気の高い「推し刻印」を愛するファンも存在します。観光客の中には、実際に刻印を見たいと訪れる人も多く、この歴史的な価値に触れることができるのです。
8種類の絵柄が楽しめるバッジ
今回のシリーズでは、全8種類のユニークなデザインが展開されています。それぞれの刻印には独自の由来があり、例えば、「トサ・三枚餅・桝」という刻印は、吉田城内で多く見られるものであり、名古屋城の天下普請にかかわった土佐藩主・山内忠義に起因するとされています。その他、各刻印には歴史的背景が妙味を加えています。
1.
トサ・三枚餅・桝
2.
トサ・百々・二引両
3.
井桁
4.
山田
5.
二
6.
□に大
7.
釘
8.
丸一文字
このたびの販売は、ただのグッズ購入にとどまらず、吉田城の歴史に触れる良い機会ともなります。缶バッジを通じて、吉田城址の魅力を感じ取ってみてはいかがでしょうか。
販売概要
- - 販売開始: 令和7年11月22日(土)12:00より
- - 販売場所: 豊橋市公会堂(シンポジウム受付横)
- - 数量: 限定400個(8種類×各50個)
- - 価格: 300円(直径56mmサイズ)
- - 問い合わせ先: 豊橋市美術博物館(0532-51-2882)
人気の缶バッジ、ぜひ手に入れてください。