地域活性化新ファンド
2023-05-31 15:00:02

地域活性化を目指す新ファンド、PROSPER日本企業成長支援ファンド始動

2023年5月10日、PROSPER・CAPITAL有限責任事業組合が「PROSPER日本企業成長支援ファンド第一号投資事業有限責任組合」の組成を発表し、運用を開始しました。このファンドは、地域の中小企業の成長を支援することを目的としており、特に観光業を軸にしたBtoC業種を対象としています。

ファンドの組成にあたり、福岡銀行、三井住友信託銀行、ゆうちょ銀行などの金融機関が参画し、総額200億円を目指した資金調達を進めていく予定です。これにより、地域経済の活性化に向けた具体的な支援が期待されています。

このファンドは「日本を元気にする」という理念のもと、立ち上げられました。背後には、元楽天野球団社長の立花陽三氏らが中心となり、日本のおもてなしと地域活性化への情熱を持ったプロフェッショナルたちが集結しました。立花氏は、地域活性化を目指すきっかけに、スポーツを通じた貢献を続けた経験があるといいます。

中小企業の支援にあたっては、ただ資金を提供するだけでなく、Plan・Do・Seeのメンバーが現場に入り込み、企業の組織力や顧客価値の向上を図る「リアルなバリューアップ支援」を実施します。これにより、企業の成長を助けるだけでなく、地域全体の経済の活性化を図ります。

特に観光業においては、宿泊施設や飲食店など、地域に根差したビジネスの成長が期待されます。また、ファンドは共創関係の構築も重視しており、それぞれの企業が持つ商品やサービスを見直し、さらなる価値向上につなげていくことを目指しています。

立花氏は「私たちの目標は、地域の中小企業が安心して働ける環境を整え、その結果として地域が元気になることだ」と語ります。これまで培った経験と情熱をもとに、全国各地の中小企業に手を差し伸べていくことで、持続可能な成長を実現していく考えです。

このファンドの運営は、PROSPERとPlan・Do・Seeの協力により進められています。両社はそれぞれの強みを生かし、地域に対する深い理解と専門性をもとに新たなビジネスモデルを構築し、地域経済の発展に貢献することを目指しています。

PROSPER日本企業成長支援ファンドは、地域の企業だけでなく、その地域に生活するすべての人々をも巻き込んだ、熱い取り組みを行っていくことでしょう。これにより、日本全国の地域が元気になり、さらなる発展が期待されています。

会社情報

会社名
株式会社PROSPER
住所
東京都港区虎ノ門5-9-1麻布台ヒルズガーデンプラザB 412号
電話番号

トピックス(経済)

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