MLBの新星たちを称える『MLB's ON FLEEK』
新しい形のテレビ、「ABEMA」が9月27日(金)に放送した番組『MLB's ON FLEEK』では、今シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)における日本人選手たちの活躍や、その数々の試合の注目ポイントを振り返りながら、独自の「MLBベストナイン」が決定されました。この番組は、シーズン中の見逃し配信も行われているため、ファンには必見の内容となっています。
MLBベストナインの選定
最終回では「エムフリ的ベストプレーヤー」と題し、今シーズンの成績やストーリーを反映した選手たちをポジションごとに選出しました。投手部門では、シカゴ・カブスからメジャーに挑戦し素晴らしい成績を収めた今永昇太投手や、サンディエゴ・パドレスから見せた松井裕樹投手が選ばれ、さらにはロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手も登場しました。日米通算200勝を達成したダルビッシュ有投手も候補に挙がりました。
特に注目されたのは、デトロイト・タイガースのタリク・スクーバル投手。この選手は、野球解説者の杉谷拳士に強く推奨され、前田健太投手からも高評価を得ているというエピソードが印象に残りました。杉谷は「アメリカを代表する投手になる」と自信をもって語り、初球から100マイルを超える投球を披露したスクーバルのパフォーマンスに期待が高まります。
各ポジションでの選出
選出された選手は、投手部門に限らず、捕手にはミルウォーキー・ブリュワーズのウィリアム・コントレラス、一塁手にはフィラデルフィア・フィリーズのブライス・ハーパー、二塁手にはアリゾナ・ダイヤモンドバックスのケテル・マルテが選ばれました。三塁手のホセ・ラミレス、遊撃手のボビー・ウィットJr.、外野手にはニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジとフアン・ソトが「殿堂入り」とされ、今季のカブスから鈴木誠也、そして新人王候補のジャクソン・メリルなどが加わりました。指名打者にはドジャースの大谷翔平選手が選ばれ、見事なラインアップが形成されました。
MCのさや香新山さんは、「居酒屋でこういう話をすると盛り上がるよね」と共感し、番組を通じてのMLBへの愛を表現すると、相方の石井さんも「まだまだいけそう」と興味津々でMLBの魅力に浸かっている様子が印象的でした。
イチロー殿堂入りの可能性
番組では、さらに衝撃的な数字も紹介され、日本人選手がアメリカ野球殿堂表彰者346人の中にまだいない事実が報告されました。しかし、イチロー氏が殿堂入りに近づいていることが強調され、AKI猪瀬さんは「アメリカメディアでは確定視されています」とコメントしました。特に満票での殿堂入りとなるかどうかが注目されています。杉谷さんと新山さんは、是非とも満票での殿堂入りを願う声を上げました。
まとめ
『MLB's ON FLEEK』が放送された今季の総括としての「ベストナイン」発表は、多くのファンに感動と興奮をもたらしました。見逃し配信も行われているため、MLBファンにはぜひ視聴をお勧めします。番組の詳細はABEMAの公式ページでチェックしてください。https://abema.tv/video/episode/139-161_s10_p39