AIワークフロープラットフォーム「DataFlow AI」で製造業の革新を進めるUnlimiTech
株式会社UnlimiTechが開発した製造業向けのAIワークフロープラットフォーム「DataFlow AI」が、シードラウンドで1億8000万円の資金を調達したことを発表しました。この資金調達は、製造業のオペレーションシステムの構築を進めるための重要なステップとされています。
資金調達の経緯
UnlimiTechは2026年1月に「DataFlow AI」の提供を開始し、川崎重工業、ENEOSマテリアル、トクヤマ、サミーなどの大手製造業での導入が進んでいます。このプラットフォームは、業務フローの自動化や業務の「見える化」を実現し、現場の重要な知見をデジタル化することを目指しています。その背景には、日本の製造業が直面する労働力不足や技術継承の課題があり、現場の熟練者の知識を活かすことが求められています。
直面する製造業の課題
日本の製造現場では、ERPなどの基幹システムではカバーできない隙間業務が多く、業務の属人化やブラックボックス化が進んでいます。特に、熟練者の暗黙知が言語化されないまま失われる危険性があります。これに対応するため、UnlimiTechはDataFlow AIを通じて、業務の動作を自動化しながら、業務の記録をデータベースに蓄積し、熟練者の判断基準を形式知化する方法を提供しています。
資金の用途
調達した資金は主に次の2つの領域に投資されます。Firstly、製品開発の強化として、業務自動化ワークフロー、データ記録機能、そしてコンテキスト機能の開発を進める予定です。Secondly、組織体制の強化として、カスタマーサクセスやマーケティング人材の採用を進め、顧客への導入支援を強化する方針です。
投資家のコメント
投資家からは、UnlimiTechのAIと業務理解の深さが評価されています。ジェネシア・ベンチャーズの鈴木氏は、汎用AIだけでは解決できない製造業特有の課題を捉えている点を指摘し、UnlimiTechの将来性に期待を寄せています。また、SMBC Edge社やDelta X1号投資事業からも、同社の成長可能性を高く評価されています。
これからの展望
UnlimiTechの代表取締役、中川氏は、「DataFlow AI」を通じて、日本の製造業の現場力を次世代へ繋げる取り組みに意欲を燃やしています。日本における製造業の課題を解決し、競争力を維持・強化するための「製造業のOS」としての役割を果たすことが期待されています。
「DataFlow AI」の特徴
「DataFlow AI」は、業務の動作を自動化し、記録をデータとして蓄積し、判断基準を形式知化する3つの要素で構成されています。IT知識がなくても現場担当者が自己主導で業務フローを構築できる設計になっており、効率的な運用が可能です。このように、AIによる業務の効率化を支援し、技術継承の実現を目指しています。
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会社概要
- - 会社名: 株式会社UnlimiTech
- - 所在地: 東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー4F
- - 代表者: 中川高之
- - 設立: 2025年3月
- - URL: unlimitech.co.jp