TriStructが新たなデータ証明基盤IEAを発表
はじめに
近年、企業や個人を対象としたサイバー攻撃が急増しています。特にランサムウエアやデータ侵害が深刻な問題となっています。このような背景を受け、TriStruct株式会社は、データ保全技術の最前線に位置する新たなソリューション、「IEA」を発表しました。この基盤は、セキュリティの脆弱性を補完し、データの真正性を保証する役割を果たします。
IEAの特長
IEAは、新たに開発されたデータ証明基盤であり、特許第7892230号を取得しています。この基盤の主な特徴は、データの更新履歴を詳細に記録し、改ざんや削除を迅速に特定できる点です。IEAによって、バックアップだけでは復旧できないデータの保全を実現します。具体的には、データ侵害のあった部分を除外し、「正規データ」を再構築することが可能となります。
検知と復旧の統合
IEAは、データがどのように変更されたのか、いつ、誰が行ったのかを明確にすることで、侵害の範囲を特定できるように設計されています。検知製品が異常を検出した後、IEAを使うことで最新の正しいデータを迅速に再構築できます。また、このプロセスはすぐに実装できるように設計されており、既存のシステムに対する改修は不要です。
実績と導入方法
IEAは、実際の業務環境での実測データに基づいており、例えば空の新しいデータベースに全情報を流し込むことで、わずか55.3秒で復元が可能です。また、改ざんや削除されたデータも62.8秒で特定できます。これらの高度な機能により、データの真正性を確認するプロセスも驚異的な速さで行えます。
提供形態とパートナーシップ
IEAは、セキュリティ事業者やSI事業者向けに、自社サービスに組み込める形で提供されます。ライセンス形式やOEM、協業型での提供も可能で、公にデモンストレーションを実施することもできます。これにより、顧客はテクノロジーを自身のビジネスモデルに合わせて活用できます。
今後の展望
TriStructは、IEAを通じて、異なるセキュリティ分野とのパートナーシップを強化し、「検知のその先」にフォーカスしています。IEAは、SOC(セキュリティオペレーションセンター)、インシデントレスポンス(IR)、およびデータ復旧の各分野との連携を図ることで、データ管理のスタンダードを再定義することを目指します。
会社概要
TriStruct株式会社は、埼玉県を拠点に、データ保全技術に特化した企業です。代表の目黒巧氏が率いるこの会社は、IEAの開発を通じて最先端のデータ管理とセキュリティ技術を提供しています。今後もその革新的なソリューションによって、より安全なデジタル環境の実現を目指します。
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