デジタル技術を育む「今こそデジタルコンテンツ講座」開催

デジタルの波を受けた建築業界の変革

2023年9月28日、滋賀県のe2PARK滋賀東近江店にて、公益社団法人滋賀県建築士会青年委員会による「今こそデジタルコンテンツ講座」が開催されました。このイベントは、AIやBIM（Building Information Modeling）などのデジタル技術の発展に伴い、建築業界や教育現場でのデジタルツールの利活用の重要性を認識し、次世代の建築士を育成することを目的としています。

建築士育成に向けた教育の変革

近年、建築業界は急速にデジタル化が進んでいます。それに伴い、教育の現場でもゲームなどのデジタルコンテンツを用いた学びが取り入れられています。今回の講座では、具体的に「マインクラフトエデュケーション」と「スクラッチ」を活用したプログラミング体験を通じて、参加者が実践的なスキルを身につける場を提供しました。

時間	内容
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14:00 - 14:10	受付・開会式
14:10 - 15:00	マインクラフトプログラミング体験
15:00 - 15:40	デジタル体験 (ドローン操縦、VR、eスポーツ)
15:40 - 15:55	休憩
15:55 - 16:45	スクラッチプログラミング体験
16:45 - 16:50	閉会式

技術体験を通じての学び

このプログラムでは、マインクラフトを使用しての建築の基礎的な設計理念や創造的思考を学ぶだけでなく、ドローンやVR（バーチャルリアリティ）、eスポーツなど、多様なデジタルツールを体験することができました。これにより、参加者は建築設計や業務の効率化に役立つスキルを身につけることが期待されます。

REDEEの取り組み

講座の後、REDEE株式会社の代表取締役密山裕貴氏は、「プログラミングを中心にデジタル技術を習得する環境を、地域や国のニーズに応じて提供していきたい」と語りました。彼らは「サードプレイス」として、自己解決能力や創造力を育む場を提供し、全国に広がる子どもたちのデジタル体験の機会を創造することを目指しています。

今回のイベントを機に滋賀県建築士会青年委員会との連携が強化され、今後はより多くの建築士がプログラミングを学べるような環境作りが進められることが期待されます。デジタル技術の変革がもたらす建築業界の未来に目を向けながら、次世代の建築士たちの育成が加速していくことでしょう。