Web評価の進化
2024-12-20 11:10:51
Rakuten、ファミリーマートが首位と進化するWebサイト評価!
Webブランド調査2024-秋冬の結果を振り返る
株式会社日経BPコンサルティングは、「Webブランド調査2024-秋冬」の結果を公表しました。この調査は、全国のネットユーザー約3万人が、国内の主要500サイトを評価するものであり、企業活動への関心やサイトの評価指標を網羅しています。調査報告書は2024年12月20日に発行される予定です。
総合ランキングの結果
トップ3は同じ顔ぶれ
調査対象の500サイトから選ばれた総合ランキングでは、楽天市場が前回と同じく首位に君臨しました。続いて、Yahoo! JAPANとGoogleがそれぞれ2位と3位を獲得しています。楽天市場は、Webブランド指数(WBI)が前回の118.0ポイントから110.7ポイントに減少したものの、依然として高い評価を維持しています。
特に「行動喚起」においては167.5ポイントと非常に高い数値を示し、消費者に密接に関わるショッピングサイトとして高い支持を受けています。
一般企業サイト編
ファミリーマートの快挙
一般企業サイト部門では、ファミリーマートが初めてトップの座に立ちました。これに続くのはヤマト運輸、マクドナルド公式サイトの順です。ファミリーマートはWBIが78.0ポイントにまで上昇し、すべての評価指標で点数が上がりました。特に新商品やキャンペーン情報に対する好印象が寄せられています。
スコアの上昇サイト
注目すべき企業
前回から大きくスコアを上昇させたサイトでは、カルピス、マネックス証券、ワークマン公式サイトが挙げられます。カルピスは、前回250位から46位に大躍進し、WBIも62.5ポイントを記録。特に企業活動への理解と関心が高まる中で、これらの企業は消費者の心を掴んでいます。
企業活動への理解
「態度変容」はトヨタが首位
企業の活動に対する理解や関心を測る「態度変容:企業活動」の評価では、トヨタ自動車が1位、続いて大塚製薬、トヨタ自動車公式企業サイトが同率で3位にランクインしました。この結果は、企業サイトが企業の取り組みやメッセージをしっかりと伝えていることを示しています。
総括
調査結果をもとに見ると、企業サイトのリニューアルや、サステナビリティへの取り組みが消費者の評価を大きく左右しています。今後、企業は顧客接点の改善やブランド力の強化に、この情報を役立てることが求められるでしょう。Webサイトが持つブランド力は、消費者にとっての重視される要素になりつつあり、企業側の戦略も変化を迫られています。これからの企業活動においても、この調査の結果が良い成果に結びつくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社日経BPコンサルティング
- 住所
- 電話番号
-