次世代映画撮影育成
2025-09-09 09:26:32

文化庁支援、次世代映画撮影者を育成する新プログラム始動

日本映画撮影監督協会が新たな育成プログラムを始動



日本映画撮影監督協会(JSC)は、文化庁が令和7年度の「クリエイター等支援事業」に採択され、新たな映画撮影者を育成するプログラムを開始しました。このプログラムは、国際的な舞台で活躍できる映像クリエイターの育成を目指しており、JSCが主催し、独立行政法人日本芸術文化振興会や文化庁も協力しています。

この助成事業は、専門性の高い団体に任せることで業界全体の基盤を強化することを目的としており、即効性よりも長期的な人材育成を重要視しています。3年間の継続的な支援を通じて、確固たる計画を構築し、安定した取り組みが可能となるのです。

ミッションとプログラムの理念



JSCに託されたミッションは、既にプロとして活躍する撮影監督をさらに国際的に支援することです。世界中のクリエイターとの交流を促し、グローバルな市場に応じたトレーニングを通じて次世代の映像人材の競争力を高めることを目指しています。

プログラムの核心となる理念は以下の三つの柱から成り立っています。
1. 国際的な影響力を持つ撮影監督の育成
2. 部門を横断するリーダーシップの強化
3. 効率的かつ高い実行力の涵養

この理念に基づき、年に一度の「マスタークラス」が開催されます。次世代の優れた人材を育成し、国際的な現場での活躍が期待されます。求められる人材像としては、専門的な知識だけでなく、情熱や学ぶ意欲、高い目的意識、国際的に通用するコミュニケーション力が挙げられます。

マスタークラスの開催



2025年1月には、著名な撮影監督であるSEAMUS McGARVEYやBalazs Bolygoを招いてJSCマスタークラスが開催される予定です。このプロジェクトはSONYやLeitz、Netflixなど国内外の企業からの協力を受けてスタートします。また、JSCは業界の枠を超えた外部機関や教育機関との連携を計画しています。対話や協力を通じて、国際的な協力体制が拡大することが期待されます。

今後の展望



2025年度にはいくつかの重要な取り組みが予定されています。具体的には、タイでのマスタークラスの開講、韓国の釜山国際映画祭にてシンポジウムを開催、そして欧米から講師を招いて京都でのマスタークラスの実施が挙げられます。「VISUALIZING THE UNWRITTEN DECODING THE ART OF CINEMATOGRAPHY」というテーマの下、国際的な舞台で活躍する撮影監督の育成をさらに進めていく方針です。

JSCは、これからも在り方や取り組みについて広く社会に報告し支援を仰ぎながら活動を続けていきます。今後の具体的な展開に大いに期待が持てる事業と言えるでしょう。

お問い合わせ先


JSCに興味のある方は、以下の情報を参照してください。
公式ホームページ: 日本映画撮影監督協会
住所: 〒157-8561 東京都世田谷区成城1-4-1 東宝スタジオ オフィスセンター2F
電話番号: 03-6411-1690
FAX番号: 03-6411-1691
メール: [email protected]



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会社情報

会社名
協同組合日本映画撮影監督協会
住所
東京都世田谷区成城1-4-1東宝スタジオ オフィスセンター2F
電話番号
03-6411-1690

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