古民家を未来へ繋ぐ「KATARITSUGI」プロジェクト
小田急不動産株式会社が、古民家と新たな暮らしのスタイルを融合させる「KATARITSUGI」プロジェクトを始動します。このプロジェクトは古き良き日本の暮らしを次世代に引き継ぐことを目指しており、その第一歩として、新潟県阿賀町に約160年の歴史を持つ古民家の構造材を利用したモデルハウスが神奈川県開成町に2025年5月にオープン予定です。
プロジェクトの背景
日本には、102万戸を超える古民家が存在しますが、少子高齢化に伴い、多くの古民家が空き家となっています。この現状を受け、小田急不動産は古民家の価値再生を進め、利用可能な古材を活用する新しい仕組みを構築しました。こうした取り組みを通じて、地域に根差した古民家の魅力や、その背後にある物語を次世代に伝えていくことを考えています。
プロジェクトの目的
古民家の再生
古民家に使用されている「古材」を新しい住宅に再利用することで、豊かな暮らしの提案を行います。また、古き良き日本の生活様式を未来に繋げ、地域の関心を高めることを目指しています。
サステナブルな社会の構築
古材を活用することによって、廃棄物を削減し、温室効果ガスの排出抑制にも貢献します。この循環型社会を形成するために、全国古民家再生協会との協力のもと、持続可能な建築を推進していきます。
プロジェクト概要
名称
「KATARITSUGI」
コンセプト
古き良き日本の暮らしを語り継ぐ
特設ウェブサイト
プロジェクトに関する情報は以下の特設サイトで確認できます。
KATARITSUGI 特設ウェブサイト
モデルハウスの詳細
- - 名称: (仮称)KATARITSUGI開成モデルハウス
- - 所在地: 神奈川県足柄上郡開成町
- - 交通: 小田急小田原線「開成」駅から徒歩12分
- - 建物の仕様: 木造平屋、古材の大梁を使用
- - オープン予定: 2025年5月
古民家の再生に向けたこの新しい試みが、地域の活性化や持続可能な未来を築く一助となることを期待しています。次世代に、心温まる日本の暮らしを引き継いでいくための「KATARITSUGI」プロジェクトに、ぜひご注目ください。