サイリーグHDとS&Jが共同でサイバーセキュリティサービスを展開

サイバー攻撃が急増する現代において、企業の情報セキュリティに対するニーズが高まっています。今般、イー・ガーディアンのグループ企業であるサイリーグホールディングス株式会社（以下、「サイリーグHD」）とS&J株式会社（以下、「S&J」）が、サイバーセキュリティサービスの共同開発に関する戦略的パートナーシップを締結したことが発表されました。この取り組みにより、企業や組織のサイバーレジリエンスが大きく向上することが期待されています。

パートナーシップの背景

近年では、国家規模のサイバー攻撃が激化する中、生成AIの悪用など新たな手口が拡散しています。従来の防御策では不十分であり、攻撃者はますます巧妙化しています。このような情勢の中で、サイバー攻撃を前提とした備えが企業にとって不可欠となりました。サイバー攻撃を受けても、事業を継続できる体制を構築することが企業の重要な課題として浮上しています。

一方で、サイバーセキュリティ対応ができる専門的な人材の確保は、多くの企業にとって大きなハードルとなっています。特に中小企業は、自社単独で24時間体制の監視や対応を整えることが難しく、外部の専門機関との連携が求められています。こうした課題に対処するために、サイリーグHDとS&Jが手を組むことになりました。

新たなサービスの展開

このパートナーシップにより、S&Jが培ったセキュリティ監視や脅威検知に関する実務知識と、サイリーグHDが持つ幅広い顧客接点を活かしたソリューションの開発が進められます。この共同開発の第一弾として、主に2つのサービスが発表されます。

1. インシデント対応サービス（IRサービス）
このサービスでは、事前に契約した顧客のITネットワークを把握し、万が一のサイバー攻撃発生時にセキュリティの専門チームが即座に対応が行われます。これにより、迅速な対応が可能となり、被害を最小化します。

2. SOCサービス
こちらは、お客様のSecurity Operation Centerとして、アナリストが365日24時間体制で情報システムを監視し、潜在的な脅威を検知した場合には速やかに対応します。このサービスによって、企業は常に安心して業務を行えます。

サイバーレジリエンスの向上

サイリーグHDとS&Jの連携は、単に防御を強化することだけでなく、攻撃を受けた際の迅速な対応を通じて、企業の復旧力を高めることを目指しています。今後、両社は新たなサービスを通じて、日本の企業や組織がデジタル社会において抱えるリスクを軽減し、安心してデジタルトランスフォーメーションに挑戦できる環境を整えます。

この戦略的パートナーシップは、イー・ガーディアングループの「We Guard All」というミッションとも深く結びついています。今後も両社の取り組みに注目です。現在は詳細が準備中ですが、その発表が待ち遠しいところです。

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